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ポリコムが仮想ホワイトボードソリューション「Polycom UC Board」など3製品発表

アナログ回線も対応!音声会議「Polycom SoundStation Duo」

2012年01月12日 06時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

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 1月11日、ポリコムは音声会議システム「Polycom SoundStation Duo」、ビデオコラボレーション用ホワイトボードソリューション「Polycom UC Board」、低価格なマルチメディア フォン「Polycom VVX 500」の3製品を発表した。

VoIPとアナログ電話に対応する音声会議システム「Polycom SoundStation Duo」

 Polycom SoundStation Duoは、VoIP環境だけでなく、アナログ電話環境でも利用できる「デュアルモード」対応の音声会議システム。アナログ環境からVoIP環境に移行しても使い続けられるだけでなく、VoIPネットワークが停止した際にアナログ電話回線に接続すると、自動的にアナログモードに切り替わり、VoIPネットワークへの接続が再開するとVoIPモードに戻る機能も持つ。

 3つの高感度マイクを搭載しており、約3m離れた話者の音声を360度から集音できる。さらに、Polycom HD Voiceを介して他のVoIP電話機と接続することで、より自然で明瞭な会話を実現できるという。他にも、最新のエコーキャンセラー機能を提供するPolycom Acoustic Clarity、携帯電話や無線機器の干渉を抑制する技術を備えており、音声が途切れない高品質なグループ会議を実現するとしている。

 Polycom UC Boardは、ホワイトボードまたは液晶モニターに取り付けるコンパクトな赤外線センサー、ワイヤレスの専用ペンを組み合わせたソリューション。専用のホワイトボードを用意しなくても、既存のホワイトボードや液晶ディスプレイを仮想ホワイトボードとして使え、ペンを手に取るだけの手軽さで、映像によるコンテンツ共有を実現するという。専用ペンは、ペンやマーカーと同じような感覚で略図や文字を書いたり、注釈を付けたりできるとしている。

既存のホワイトボードを利用できる「Polycom UC Board」

 「Polycom HDX 会議室用ビデオ会議システム」のUSBポートに接続するだけで利用可能で、書き込み面に専用ペンが触れた時点で動作し、専門的なスキルやトレーニングは不要だという。

 Polycom VVX 500は、VoIP(Voice over IP)電話機にWebコンテンツにすぐにアクセスできる機能やストリーミング機能を搭載した製品。2012年中に発売予定のUSBビデオカメラをオプションで利用することで、HDビデオ会議システムとしても利用可能となるという。

低価格なマルチメディア フォン「Polycom VVX 500」

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