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International CES 2012特集 第6回

Atom搭載スマホとUltrabookに注目集まる2012年のインテル

2012年01月11日 15時29分更新

文● 小西利明/ASCII.jp編集部

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インテルの開発したリファレンスデザイン機の主な仕様。製品化されるMedfield搭載機も、これと似たようなコンポーネントを搭載すると思われる

 Medfieldの特徴は、処理性能の高さと消費電力の低さにある。インテルが開発した、携帯電話メーカーが製品開発を進める際に手本となる「リファレンスデザイン」では、1080pのHDMI出力サポートや最大15フレーム/秒の動画撮影能力といった強力な性能を要求していながら、3G方式での通話時間は8時間可能で、休止状態では14日のバッテリー駆動時間を要求している。

 既存のAndroidスマートフォンとのバッテリー駆動時間を比較したデモでは、同じ品質の動画を連続再生させる環境を用意。同時再生を開始してどちらが先にバッテリーがなくなるかを競った。結果は当然ながらMedfield搭載スマートフォンの圧勝で、これを見るに高負荷の処理での電力消費が少ないようだ。

リファレンスデザイン機での3Dゲームのデモ。携帯ゲーム機以上の品質のレーシングゲームを軽快に動作させて見せた

バッテリー駆動時間の比較をタイムラプス動画で示したデモ。既存のAndroidスマートフォンが4時間足らずでバッテリー切れとなったが、Medfieldはまだまだ動いていた

デルの新製品XPS 13も発表
Ultrabookも力強く推進

講演会場のステージに並んだ各社のUltrabook。年内には60以上の製品が登場する

 もうひとつ、インテルが2012年に力を入れているのが「Ultrabook」である。講演では各社の製品が披露されただけでなく、ゲストで登壇したデルの副会長ジェフ・クラーク氏がステージにて同社初の13.3型Ultrabook「XPS 13」を発表するなどして、大いに会場を盛り上げた。

銀色ボディーのXPSシリーズのイメージを継承した、デル初のUltrabook「XPS 13」。天板はアルミ合金、ボディー底面側はカーボンファイバーを使うことで、強度と軽量さを確保している

 XPS 13は、Core i7クラスのCPUに最大8時間のバッテリーなどを搭載し、2月には受注を開始するとのことだ(米国での予定、日本は今春)。

こちらは前日の記者説明会でも披露された、ディスプレー部分がスライドしてタブレット型に変形するUltrabookの試作機。Windows 8のMetro Style UIも軽快に動作させられる

 そのほかにも、米国の人気バンド「Black Eyed Peas」のメンバーであるラッパーのwill.i.am氏を起用したプロモーションを展開するなど、Ultrabookの拡大に向けて、今後もインテルはさまざまな施策を手がけていくようだ。

Ultrabookのプロモーションに起用されたラッパーのwill.i.am氏(左)

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