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2.4GHz帯450Mbpsをサポート—「AtermWR9300N」

2012年01月11日 11時00分更新

文● ASCII.jp編集部

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 NECおよびNECアクセステクニカは、IEEE 802.11b/g/n対応無線LANルーター「AtermWR9300N(HPモデル)」(PA-WR9300N-HP)を発表した。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は1万2000円前後。発売は2月上旬予定。

「AtermWR9300N(HPモデル)」

 AtermWR9300N(HPモデル)は、周波数2.4GHz帯専用モデルの最上位機種。アンテナ内蔵のコンパクトデザインながら、シリーズで初めて2.4GHz帯における最大通信速度450Mbps対応を実現した。さらに、長距離でも安定した通信を実現できる「ハイパーロングレンジ」もサポートしている。

 無線LAN接続/セキュリティー設定については、従来の「らくらく無線スタート/EX/for Mac」「WPS」(Wi-Fi Protected Setup)に加え、スマートフォンへの対応を強化した。製品同梱のQRコードをAndoird/iOS向け無償アプリで読み込むだけで、スマートフォンとのWi-Fi接続を手軽に設定できる「AtermらくらくQRスタート」を用意している。Android 2.1/2.2/2.3対応アプリ「らくらく無線スタートEX for Android」による設定もサポートしている。

 セキュリティー関連機能では、異なるSSIDのネットワークへの接続を遮断する「ネットワーク分離」機能とは別に、同一SSID内においてクライアント同士が直接通信するのを防ぐ「SSID内分離(セパレーター)」機能を搭載した。

 インターフェースは、有線LANポート(LAN:1000BASE-T×4、WAN:1000BASE-T×1)、USB端子×1。このほか、従来比で体積を17%削減し、よりコンパクトなデザインを実現。サイズは、約幅35×奥行き111×高さ153mmとなった。

NECアクセステクニカ
「AtermWR9300N(HPモデル)」スペック
無線LAN機能 2.4GHz帯:IEEE 802.11b/g/n。らくらく無線スタート/WPS対応
有線LAN機能 LAN:1000BASE-T×4、WAN:1000BASE-T×1。LANポート自動節電対応
インターフェース USB 2.0端子×1
WAN側機能 らくらくネットスタート(PPPoEルーターモード、ローカルルーターモード、アクセスポイントモード)など
セキュリティ関連機能 マルチSSID、SSID隠蔽(ESS-IDステルス)、ネットワーク分離機能、SSID内分離(セパレーター)機能
便利機能 USBファイルHTTP公開機能、ECOモード、WoL(WAKE on LAN)、ホームIPロケーション(簡易DDNS)機能
対応デバイス TCP/IPに対応したOS
サイズ 約幅35×奥行き111×高さ153mm

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