Ivy Bridgeが脇役!?
Ultrabookの体験に注力した講演
10日(現地時間)から米国ラスベガスで開催されるコンシューマーエレクトロニクス関連の総合展示会「International CES 2012」。展示会前日の9日、インテルは記者説明会を開催し、同社が提唱する新しいノートパソコンカテゴリー「Ultrabook」が、どのようにパソコンの世界を変えていくかについて説明した。
説明を担当したのは、同社クライアント事業本部長のムーリー・エデン氏。インテルと言えば半導体の会社であるが、エデン氏は次世代CPU「Ivy Bridge」には簡単に触れながらも、今回はCPU自体の話ではなく、インテルのCPUを搭載するUltrabookが実現するユーザー体験についてを、デモを交えて披露した。
日本では「モバイルノートの新カテゴリー」という認識で語られるUltrabookだが、米国では「メインストリームのノートを、薄型・軽量化していくもの」という見方のようだ。特別なモバイル中心のマシンではなく、あくまでごく普通のノートがUltrabookへ変わっていくというイメージである。エデン氏の講演の中では、「インチからmmへ」という言葉を使い、厚さをインチ単位で語っていた既存のノートパソコンから、mm単位で語られるUltrabookへと移行を進めていこうと語られていた。
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