ソニーは、写真や動画に関する同社のソフトウェアやサービスを「PlayMemories」というブランドで統一すると発表した。いずれも今春から提供する予定。
まず、これまでサイバーショットやハンディカムに同梱していたPC用ソフト「Picture Motion Browser」(PMB)を「PlayMemories Home」としてリリースする。PMBからの進化点としては、USBなどで接続したカメラの画像を、HDDに取り込むことなく直接参照できる。
また、クラウドサービスの「Personal Space」は「PlayMemories Online」にリニューアルする。リニューアルにより動画ファイルに対応するほか、画像フォーマットの自動変換機能も利用可能となる。動画や静止画をPlayMemories HomeからPlayMemories Onlineに簡単にアップロードできる仕組みも用意する。
さらにプレイステーション 3用の動画ビューアアプリ「Filmy」と静止画ビューアアプリ「PlayMemories」が、「PlayMemories Studio」となって登場。動画/静止画を両方扱えるほか、動画を編集したり、静止画をつなげてスライドショームービーを作成できる。
作成した動画はPlayMemories Onlineを含む各種オンラインサービスにアップロードすることで、友人などと共有することが可能となるほか、同社のテレビやタブレット、スマートフォンなどからも見ることができる。
なお、各サービスやソフトの仕様(無償/有償やPlayMemories Onlineの利用可能容量など)は未定となっているが、PlayMemories Homeはハンディカム新製品にバンドルされる。