このスマホ、ホントに買い? 話題のスマホ徹底レビュー 第11回
Optimus LTE徹底レビュー前編
Optimus LTEはLGのフラッグシップたり得るか!?
2012年01月05日 12時00分更新
ウェブサイトの文字がパッと見て分かる
Optimus LTEの素晴らしいところは、ディスプレーが綺麗なだけではない。サイズは国内2位タイの4.5型。解像度が国内トップタイの720×1280ドット。多くの情報を一度に表示できるのはもちろん、ズームしなくても細かい文字まで読みやすい。スマホ最大画面サイズのGALAXY NEXUSよりも見た目がPCに近く、むしろOptimus LTEのほうが文字を読みやすいのだ。
ボディーの質感はどうなのよ?
ボディーサイズはスマホとしては大きい部類に入る。その割に薄くて重量も140gと軽く、バランスがいい。そのため、iPhone 4Sと同じ重さと言われなければ、サイズの大きいOptimus LTEのほうがむしろ軽く感じるほどだ。
横幅は68mmとかなり広いが、背面両サイドに丸みを持たせたデザインとなっているので、同じ横幅68mmのGALAXY NEXUSよりも手に持ったときの大きさを感じにくくなっている。
細部にこだわる日本人に合わせ、背面カバーをマットな質感にしたのは正解だ。滑り止め効果があり、落下のリスクが少ない。ストラップホールは非搭載だが、移動中でも片手で操作でき、安心感がある。
なお「背面カバーL28」はドコモ直販サイトなどで販売中。価格も840円前後と手頃だ。ケースをつけたくなければ、本体と色違いの背面カバーを購入し、着せ替えを楽しむのもアリ。ちなみにレッドは日本国内専用色である。
バッテリーの持ちはあと一歩
バッテリー容量は国内3位の1800mAh。YouTube HD連続再生でバッテリーの持ちを計測してみたところ、約4時間10分という結果に終わった。本来このクラスであれば6時間30分は期待したいところなので、やや残念な結果だ。
バッテリーベンチの計測条件
フル充電からYouTube HD動画をWi-Fiで連続再生し、バッテリーが切れるまでの時間を計測。画面輝度は最大で常時点灯。音量は最小でスピーカーを使用。bluetooth/GPS/3G/アカウント同期はオンにした。
使い方にもよるが、朝家を出発してから夜帰宅するまでギリギリ持つかどうかなので、心おきなく使うなら予備バッテリーは必携。オプションの「卓上ホルダL12」(3600円前後。販売開始日未定)は「電池パック L15」(3000円前後)と本体装着バッテリーを同時に充電できるので、余裕があればそろえたいところだ。
後編となる次回は、注目の独自機能や使い勝手をさらに詳しくチェックしていこう。
この連載の記事
-
第476回
スマホ
ライカカメラらしい撮影がさらに磨かれた! 「LEITZ PHONE」が3になって再び登場 -
第475回
スマホ
ハッセルブラッドカメラを強化、フラグシップにふさわしい性能のカメラフォン「OnePlus 12」 -
第474回
スマホ
ロレックス風カメラデザインを取り入れたスマホ「realme 12 Pro+ 5G」は高級感あふれる仕上がり -
第473回
スマホ
スリムになったOPPOの主力スマホ「Reno11 Pro 5G」海外版を前モデルと比較レビュー -
第472回
スマホ
OPPOの最新フラグシップ「Find X7 Ultra」はデュアルペリスコの最強カメラスマホ -
第471回
スマホ
4万円以下折りたたみスマホ「Libero Flip」は折りたたみ入門機に最適だが対応バンドの問題も -
第470回
スマホ
背面ライトは健在! 手軽価格の「Nothing Phone (2a)」クイックレビュー -
第469回
スマホ
日本初上陸のnubiaの縦折りスマホ「nubia Flip 5G」レビュー! 安くて手軽に使える折りたたみ -
第468回
スマホ
ハイエンドAndroidタブ「OPPO Pad 2」はフル装備で使うと利便性が格段に向上する -
第467回
スマホ
「Galaxy S23 FE」は高性能を8万円台で実現したお財布にも優しいスマホ -
第466回
スマホ
Galaxy S24 UltraはGalaxy S23 Ultraからどう変わった?カメラや生成AI機能を比較した - この連載の一覧へ