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絶対見るべきニコニコ動画 第1回

決定版!絶対見るべきニコニコ動画2011【ボカロ編】

2011年12月27日 12時00分更新

文● kosyu、広田稔 協力● VOCALOID聴き専ラジオ

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アニヴァーサリィプレイス - かごめP



 少しハスキーでかわいい、歌愛ユキの歌声が映える楽曲。歌愛ユキは“素人”である小学生の女の子の音声が用いられたVOCALOID。イラストも「ボカロ小学生」と称する赤いランドセルを背負った、いかにも女子小学生というテイストだったため色モノ扱いされることも多かった。だが、かごめPを始め「小学生」という設定を逆手にとった、キュートさに切なさやブラックさを加えた曲も多く投稿され、現在は他のボカロにはない個性を持った音源として受け入れられている。(参考:ニコニコ大百科


ice - whoo×eau.



 初音ミクのささやくような声が深く沈み渡る楽曲。ヴォーカルに歌い手・やなぎなぎを起用したバージョン(こちら)も同時に投稿されているので、初音ミクバージョンと比べて聞くのも良いだろう。映像系ライブイベント「FRENZ」で発表された作品でもあり、PVにも力が入っている。


さよならワンウェイハート - daniwellP



 「Nyanyanyanyanyanyanya!」など、中毒性の高いループに定評があるdaniwellPによる楽曲。初音ミクによる可愛らしい高音を使うことが多いPだが、今作は高音を用いてはいるものの、可愛らしさをあえて排し、張り詰めた印象を残している。


空を得た古代魚 - とち-music_box



 展開がコロコロ変わるプログレッシブな曲。軽やかで激しいピアノが縦横無尽に疾走していく様は爽快。この曲のように、コード進行が独特な楽曲には「コードの魔術師」タグが付けられている。シンプルな展開に飽きた人、プログレッシブな曲やジャジーな曲を聞きたい人にオススメ。


ruinsymmetry - AIR田F



 幻想的なGUMIの歌声が映えるドラムンベース。ドラムンベースを主軸にロックと民族楽器の要素が混ざり合い独特な世界観を形作っている。楽曲制作者のAIR田Fは様々なジャンルの曲をハイペースで投稿しており、投稿された曲は1年で約100曲以上。投稿された曲をマイリストで聞いていくP巡りをするのも面白いだろう。

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