テレビやディスプレーの上に設置できるユニークなAndroid端末「ioBox」がイオシスより発売された。同時に発売されたWiiコントローラー風の無線リモコンで操作することも可能だ。
「ioBox」の特徴的なところは、付属のスタンドでテレビやディスプレー上に固定できる点。Androidマーケットにも対応しているため、ゲームや各種アプリをダウンロードして液晶テレビなどの大画面で楽しむことができる。動作は多少もっさりとしていたものの、動画も問題なく再生できるとのこと。
さらに本機専用リモコンの「ioBoxリモコン」が同時に発売されたのだが、これがまたユニーク。Wiiコントローラーと見まがうばかりの外見に加え、内部に搭載する加速度センサーにより本家さながらの直感的な操作が可能である。また、店舗スタッフによると「このリモコン以外にもキーボードやマウスを接続できるため、ポインティングデバイスを搭載した無線キーボードなどとは相性がよい」とのこと。
主なスペックはCPUにCoretex-A8コアの1.2GHzタイプを搭載し、メインメモリーの容量は512MB(DDR2)。ストレージ用に4GBのフラッシュメモリーを搭載し、最大32GBのmicroSDも使用できる。
またIEEE 802.11b/g/nの無線規格に対応し、有線LAN(10/100BASE-TX)の接続も可能。さらにBluetooth、IrDAなどの通信機能をサポート。HDMI、USB 2.0(2ポート)といったコネクターを備える。搭載OSはAndroid 2.3。
イオシス各店にて、ioBOXは9999円、ioBoxリモコンは3500円で販売中だ。