WiMAXの契約コースによって異なる価格
価格は販売店により異なる(独自のプランを用意する店舗などもある)が、UQ WiMAXのオンラインショップでは、同時に契約する通信サービスの料金プランによって異なる。
1日600円で利用できる「UQ 1 Day」を選ぶと5万9800円で、2段階定額プラン(月額380~4980円)の「UQ Step」または完全定額プランの「UQ Flat」(4480円)を選択した場合は5万4800円となる。
また、1年の継続利用が前提の「UQ Flat年間パスポート」(月額3880円)を選んだ場合は4万4800円になり、さらに月々1670円を2年間追加で支払う「WiMAXまとめてプラン」(月額5550円)を利用すると4800円で購入できる。
なお、UQ WiMAXでは2012年1月31日までに年間パスポートを契約すると3000円の商品券がもらえるキャンペーンを実施しているのでさらにお得だ。
通信速度は高速だが屋内はやや不安
テザリング機能も搭載しており、簡単に利用できるようにWiMAX回線、テザリング、Wi-Fiをそれぞれオン/オフにするウィジェットがホーム画面にプリセットされている。
テザリングボタンをタップするだけで、モバイルWi-Fiルータとして動作するわけだ。同時接続機器は最大7台と多く、接続数不足に陥るケースはまずないだろう。
テザリング時の通信速度を見てみよう。テザリング受信には、富士通のミニノートPC「FMV LOOX U/C40N」(Atom Z530-1.6GHz)」を用い、計測はいずれも東京都23区内西部で行なっている。
通信が良好な条件として選択したビル屋上では、数値は下り速度が約4.6Mbps、上りも2Mbps台を記録。モバイル通信としては実用十分な速度で、ストレスを感じることはない。
また、地上1階の筆者マンションでは周囲に防音壁があるため、電波状況はアンテナ5本中0~1本とかなり悪い。ここでの数値は下り速度が約2Mbpsだが、1Mbps程度まで落ち込むことも多く、良好条件と比較すると速度低下が大きい。
さらに電波状況がさらに悪いビルの谷間においては、アンテナ0本と圏外の表示をくり返し、テストが行なえなかった。障害物などがある屋内では速度が大幅に落ち込む傾向が高く、屋外メインで利用するユーザーに適していると言えるだろう。
あらゆる用途に対応する万能タブレット
多くの書籍を読むという視点で見ると、蔵書数の多いネットストアや専用アプリが用意されていることからも、かなりお勧めのタブレットである。
液晶が7型と小さめで、10型クラスの端末と比較すると文字の視認性や迫力にはやや劣るが、その分機動力は高く、モバイルメインには適している。読書派、モバイル派、ビジネス派、ゲーム派と幅広いユーザー層に対応できるタブレットと言えるだろう。
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