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とある書き手の小物調査ーガジェットチェックー第12回

新型Sony Readerを試す! E Inkはやっぱり読みやすい

2011年12月21日 12時00分更新

文● 林 佑樹(@necamax

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漫画を読むにはやはり6型がいい

 「Reader Store」では、書籍だけでなく漫画もリリースされている。現時点では講談社の人気作品が多く、お試し読みのできるタイトルがいくつか購入直後から読むことができる。表示はReaderに最適化されているため読みやすい。ただ、緻密な背景や暗い濃淡で塗り分けている部分は書籍よりは見にくい。またWi-Fiに対応したことで、楽天の電子書籍ストア「Raboo」といった電子書籍サービスも利用可能だ。すでに契約しているポータルがあるのならば、対応を確認してみよう。

 また3G+Wi-Fiでは、Reader Storeが利用しやすくなった。本体経由で購入、ダウンロードできるため、読みたい本をスムーズに読める。Android端末などでは当たり前だが、やはり読むまでのステップは少ないほうがいい。前述の通り、新書サイズなので文字との相性はピカイチ。E Inkの反射型表示なので暗いところでは読めないという問題はあるが、天気のいい日に公園でダラダラ読むなら、E Inkのほうが圧倒的に快適だ。

写真でチェックになるが、イラストなものでも見やすいお試し版でインストールされている「ジパング」から。アップだとジャギーが目立つが、実際には距離を取るため、あまり気にならない。またトーンの描写も良好だ
Reader Storeを開いたところ。動作自体は軽快お試し版が多数プリインストールされているので、まずはひと通り読んでみて、E Inkに馴染むといい
ときどき操作するページ送り戻しは画面端にありすぎて、けっこうタップしにくい

文字ベースのWebサイトを読むのにいい

 Androidベースのブラウザーを搭載し、動作自体はとても軽快だ。ただE-inkの仕様として描写が終わるまで何度もちらつくため、スピーディーに読み進めるという用途には向かない。たとえば動く広告バナーや写真が多いと、とくにそうなりがち。どちらかといえば、スマホに最適化されたサイト(Readerはスマホ扱いにならないサイトが多いのだが)、Wikipediaなどの文字中心のサイトとの相性がいい。ブックマークにあるAll aboutや日経新聞はReaderに対応しているので、とても読みやすい。対応サイトが増えるといいなぁ。

Wikipediaでの操作を録画してみた

設定画面。ワイヤレスネットワークの設定など、Androidっぽくなるアクセスポイントを拾ったところ。WPS方式にも対応している
ホーム画面。「All About」「日本経済新聞」「くるなび」はReader表示に対応。Gmailも読むだけなら問題ない日本経済新聞のトップページ。Reader対応というよりもスマホビューだ
こちらはAll About。ピンチアウトで拡大する必要がなく、すぐに読書に入れるタップすると単語を自動選択し、拡張メニューが表示される。これがとても便利だ

デジタルガジェットというよりは本的な扱いを

 記録デバイスとしての紙は世界を制するほど普及しているため、電子書籍形式での普及には時間がかかるだろう。メモ書きだってできるし、折り曲げてブックマークもできる。紙の弱点としては携行性で、電子書籍ではその分で圧倒的に有利だ。何百冊も新書サイズのデバイスで持ち運べる。中年以上のガジェッター諸君は、眼精疲労が減るので、とてもオススメ。激動の2011年を切り抜けた己へのご褒美にぜひ!!

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筆者紹介――林 佑樹

 フリーランスの編集・ライター。紆余曲折あって、PCからゲーム、家電、生活雑貨までやれちゃう体になった。現在はiPhone 4SやらAndroidやらに埋もれている。
 取材はNEX-5D、スマホはXperia ray、音楽はウォークマン、電子ブックリーダーは「Reader」、ノートPCはVAIO Z、自宅のTVはブラビア……すっごい勢いでソニー製品に囲まれていると気がついた年末。


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