12月20日、日本ヒューレット・パッカードは最大16コアに対応するAMDのサーバー向け最新CPU「Opteron 6200」シリーズを搭載したx86サーバー「HP ProLiant サーバー」5機種を発表した。
新モデルは、最大で4プロセッサー/64コアの構成が可能で、仮想化テクノロジを利用したサーバー統合、クライアント統合に加え、データベース、ハイパフォーマンスコンピューティングなどの大規模処理が求められる用途向けに優れたコストパフォーマンスと生産性を提供するという。
モデル名 | 形態 | 価格 |
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HP ProLiant DL165 G7 | 1Uラックマウントサーバー | 23万円 |
HP ProLiant DL385 G7 | 2Uラックマウントサーバー | 45万7000円 |
HP ProLiant DL585 G7 | 4Uラックマウントサーバー | 126万6000円 |
HP ProLiant BL465c G7 | ハーフハイトブレードサーバー | 28万6000円 |
HP ProLiant BL685c G7 | フルハイトブレードサーバー | 119万2000円 |
この最新プロセッサーを搭載した「HP ProLiant DL385 G7」のSPEC CPU2006ベンチマークによる性能比較では、従来のAMD Opteron 6100シリーズ搭載モデルに比べて、整数演算で23%、浮動小数点演算で13%の性能向上を実現。データベースやHPC(ハイパフォーマンスコンピューティング)の実行環境として大規模処理を短時間で実現し、生産性向上に寄与するという。また、従来モデルに比べてラックあたり2048コア(従来比33%増)を実現し、集約による設置スペースコストの削減が可能となった。
さらに新プロセッサーはコアあたり価格を最大64%低減、同等価格の製品比較では2倍のコア数を提供し、サーバー/クライアント仮想化の初期導入コストの削減に寄与するとしている。
また、従来から継承している、ネットワークの帯域/ポート数不足を解消する「HP Virtual Connectテクノロジー」、80PLUS Platinum認定パワーサプライおよび消費電力の上限値を設定できる「HP Dynamic Power Capping」などの節電テクノロジーを搭載。大規模処理を低消費電力でバランスよく実行可能な最適なプラットフォームを提供する。
