アスクルは12月16日、武田薬品工業と間接材購買サービス「SOLOEL(ソロエル)」利用に関してSOLOEL購買サービス基本契約を締結したと発表した。
同契約により、間接材購買の見える化による適正化、コスト削減、コンプライアンスの強化、購買業務の効率化の実現を目指す。対象となる間接材は、事務用消耗品・電化製品・書籍をはじめ、リース・通信・交通費・マーケティング関連のサービス材までが含まれる。
武田薬品は、5月の基本合意から約6カ月の導入準備期間を経て、11月1日より本社部門・営業部門などで利用を開始し、今後は対象部門や対象商材を拡大していく予定。
今回の取り組みにより、SOLOELでは物品系の商材のみならず、新たにサービス系の商材の拡充が促進される。アスクルはSOLOELのサービスを通じ、武田薬品の間接材の効率的な購買の推進を全面的に支援していく。具体的には、管理購買システム(SaaS)の提供、購買業務の代行、購買業務改革支援など。
またアスクルは、「SOLOEL」を利用している企業の顧客と共同で、購買品やサービスの標準化や共通化・共同購買化を積極的に推進し、効率的かつ環境負荷を低減する社会最適志向の間接材購買を目指す。
■「SOLOEL」(http://www.soloel.com/)