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国内外のタブレット大集合! ベストバイ決定戦! 第3回

タブレット向けアプリ編

タブレットを買ったら入れておきたい定番アプリ10選(+2)

2011年12月19日 12時00分更新

文● 林 佑樹(@necamax

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画像処理には欠かせない───Adobe Photoshop touch

Adobe Photoshop touch

Adobe Photoshop touch 1.0.0

作者:Adobe Systems
価格:850円


 価格850円と、Androidマーケットの中では高価な部類のアプリだが、価格に見合う画像処理性能を持っている。PCで愛用している人ならば、すぐにタッチできる操作体系はもちろんのこと、プリセットでのエフェクトも豊富なので初めての人も安心。レイヤーにも対応しており、乗算やスクリーンといったレイヤー効果も使用可能だ。お約束のトリミングや画像解像度変更、テキストの追加などもあり、PCのPhotoshopと同じノリで扱える。

 ちょっと残念な点を挙げると、参照できる画像データはローカルに保存されているもののみという点。Picasa上の写真もダウンロードできると、スマホで撮影した写真を自動アップロードして、タブレット側で加工といったワークフローができて便利そうなのだが。

 ともあれ、画像処理系アプリが少ないAndroidで、撮影した写真をすぐに補正してアップしたいというユーザーは、チェックしてほしい。

PC版Photoshopと基本画面構成は同じ。初めての場合は、画面左上の「fx」や「&」のメニューから触ってみよう

レイヤーは別の写真を追加するだけでなく、透明度やレイヤー効果もアリ。取材用によさげな感じだなぁ

fxにはいわゆるエフェクトのテンプレートが多数登録されている。不慣れならば、まずはここから触って画像加工を楽しんでみよう

いつでもどこでもスケッチブック───SketchBook Mobile

SketchBook Mobile

SketchBook Mobile 1.3.1

作者:Autodesk Inc.
価格:155円


 タブレットでの落書きやスケッチだけでなく、ラフやネームにも使えるドローアプリ。豊富なペン先設定はテンプレートだけでなく、サイズや筆圧の強さ(筆圧機能ではない)が設定できる。また、色もRGB・HSGから選択可能で、カラーピッカー機能もあって使い勝手がいい。そのほか、レイヤー機能やアンドゥ・リドゥといったお絵かきには必須ともいえる機能もしっかり搭載。

 エクスポートでは、JPEGやPNGのほかに、PSDでの出力にも対応している。レイヤーを残したまま、PCで作業を再開したいというユーザーへの配慮もあるのがありがたい。

基本は真っ白な画面だが、画面下のアイコンをタップするとメニューが表示される

ペン先の種類と設定は豊富

ファジーな色作りがしやすいインターフェイス

Tabletの大きい画面なので、大雑把な絵なら指先でスイスイ。画面拡大もできるため、詳細な描写ももちろん可能だ

Androidなら入れておきたいIME───Google 日本語入力

Google 日本語入力

Google 日本語入力 1.3.925.3

作者:Google Inc.
価格:無料


 Google謹製のIME。SimejiやATOKがどうもお肌に合わないと感じているユーザーにオススメ。支援機能が豊富で、たとえば「1230」と入力すれば、日付や時刻の変換候補が表示されたり、「12」だけの場合は日時だけでなく、関連するであろう通貨単位なども表示されたりする。語彙が豊富なだけでなく、部分入力からの変換候補表示も優秀だ。顔文字や記号もあり、メールや検索、SNS書き込み用としてとても便利。スマホのみ、日本語はフリック、英語入力はQWERTY入力という設定も可能だ。

タブレットの場合はQWERTY入力のみになるが、キーサイズが大きく、かつ変換語彙も豊富で使いやすい

記号には一般記号だけでなく、顔文字も含まれる

QWERTYキーボードには数字や記号も一部含まれているが、切替方式。「時」「分」「月」「日」があるのがユニークだ

「ALT」切替で頻繁に使う記号が表示される。なぜかハートマークはここからしか入力できない。記号一覧にあっても良さそうだが……

たくさん写真を撮る人に───DroidIris+

DroidIris+

DroidIris+ 2.2.1

作者:Alexandre Delattre
価格:99円(無料版あり)


 画像検索と保存もできるギャラリーアプリ。微妙に使いにくいプレインストールの「ギャラリー」よりも、まわりに写真を見せるならこちら。ローカルに残しておきたい画像は上部メニューから1発で保存できるし、ダウンロード先のフォルダー選択もできる。PicasaやFacebookのアルバムも読み込み可能と、使い勝手もいい。無料版もあるので、まずは無料版のDroidIrisから試してみよう。

Picasaを読み込んでみたところ。正方形アイコンでずらっと表示する方式

画像を検索してみたところ。検索エンジンはbing。スクロールでもりもりと表示されるため、時間泥棒である

ローカルやPicasa、Facebookのアルバムを開いた場合は写真全体のサムネイルが表示される

1枚だけプレビューしてスライドショーにも対応。もちろん、画像検索のスライドショーもできる。また、画面右上のファイルアイコンで即保存という便利な仕様だ

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