ヤフーが運営する復興デパートメント事務局は12月14日、東日本大震災直後から情報発信、寄付や物資のニーズマッチングなどで大きな力を発揮してきたインターネットの力を掛け合わせたプロジェクト「復興デパートメント」をスタートした。
「復興デパートメント」は、鮮魚からハンドメイド商品、個人から商店街、大人から子どもまで、復興を目指すさまざまな人とモノが集まるインターネット百貨店。
農産物や海産物、東北の歴史が息づく伝統工芸品、スイーツなどを扱う、東北店、商品、生産者を紹介。インターネットを活用し、 被災地の人たちが自ら売ることのできる仕組みを作り、新たな地方活性化モデルの構築を目指す。
同プロジェクトでは、まずサイト開設を機に「生産・小売の1年以内の復活」を目標とし、インターネットを利用した商品販売体系の構築を実現。またインターネットやEコマースに不慣れな生産者も参加できるよう、各地域に運営代行型で取りまとめを行う「復興デパートメント支部」を設置する。さらに、コンセプトに賛同した各ジャンルの企業に「復興デパートメントパートナー」として参加してもらい、プロフェッショナルによる支援の仕組みも導入する。
■「復興デパートメント」( http://www.fukko-department.jp )