さてプレイしましょう
競馬関連用語の説明もさりげなく用意されている。競馬がよくわからないという人も安心して感情移入できそうだ。それよりも気になるのは、主人公とウマドンナが普通に会話していること。たとえば冒頭に登場する松田あすかは、お馬さんたちの気持ちが120%わかる厩務員が夢で、貴様の心なぞお見通しだということらしい。
お楽しみはウマンドナとのかけがえのない記憶「ウマMEMORY」の収集。ストーリー途中ではキャラクターからの質問があり、その回答次第でイベントCGが登場するスタンダードなギャルゲーシステムなので、読者諸君ならスムーズにプレイできるはずだ。
そしてゲームはもちろんフルボイスですよ!!
プレイヤーの名前はTwitterアカウント名か手動入力で決める。手動入力は9文字まで。競走馬ルールに則っているわけだ。というわけで、筆者は主人馬の設定からなんとなく浮かんだ「タンスインザダーク」という名前にした。
馬名を付けたあと、少しあすかたんとの会話を進めると、選択肢が表示される。よいお答えを選ぶと“ご褒美CG”というわけだ。なお通常画面/イベント画面ともにマウスカーソルを動かすと、画面がちょっとずつ左右に動き、奥行きがしっかり見えるようになっている。
シナリオ担当が蒼山サグさんということで、ところどころステキな描写が入るので、ファンの人は安心しよう。知らないという人は『ロウきゅーぶ!』をチェックだ。
文字入力だとぉ!?
さて、順調にウマMEMORYをゲットし、あすかたんと仲良くなっていったところ、「~の中に好きな言葉を入力してください」とのメッセージが……。Twitter連動で「あすかちゃんにおでこなでなでしてほしいな」とかポストされてしまうわけだろうか。ただのクリックゲーとおもっていたら、インタラクティヴな要素が出てきて、驚いた。そして、STAGE冒頭と終わりにはアニメが入る。やる気満々だなぁ。