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販売は、2012年春の予定

NTTソフトウェア、メール内容を端末に残さないAndroidアプリ

2011年12月09日 06時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

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 12月8日、NTTソフトウェアは端末内に電話の発着信履歴やアドレス帳に加え、メールの内容を残さないAndroidアプリの開発を発表した。販売は、2012年春の予定だ。

Androidアプリ画面イメージとセキュリティ対策の仕組み

 同社では、携帯電話やスマートフォンに「データを保存しないこと」をコンセプトとするオフィスソリューション「ProgOfficeセキュアオフィスシリーズ」を開発しており、今夏から、電話の発着信履歴と電話帳データをスマートフォンに残さない「ネットワーク電話帳」のAndroidアプリを提供している。ユーザー企業から加えて、「業務メールも安全に送受信して、外出時の社員の機動力をアップしたい」という要望が多く寄せられたため、今回の開発に着手したという。

 本アプリを使うことで、業務メールや添付ファイルをスマートフォンに一切保存することなく閲覧・送受信でき、端末にメール内容を残さないため、端末を紛失しても機密情報の流出を防止できる。また、ID/パスワードに加え、固体認証やアプリケーション認証を併用する多要素認証、非正規にアプリをインストールした端末からの利用禁止、アプリの改ざん検出機能なども搭載するという。

 対応OSはAndroid2.1~2.3で、要望に応じてiOSに対応予定だという。

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