このページの本文へ

20Gbpsのファイアウォールスループットを実現

赤いUTM「WatchGuard XTM 2050」は最上位機種

2011年12月08日 06時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 12月7日、ウォッチガード・テクノロジー・ジャパンは大型エンタープライズ向けのハイエンドUTMアプライアンス「WatchGuard XTM 2050」を発表した。

ファイアウォールスループットが20GbpsのハイエンドUTM「WatchGuard XTM 2050」

 WatchGuard XTM 2050は、2万人以上のエンタープライズや大学、データセンタ-、サービスプロバイダ向けのセキュリティアプライアンス。現在、ウォッチガードが提供しているXTMシリーズの最上位モデルとなる。

 ファイアウォールスループットは20Gbpsで、VPNスループットが1.6Gbps。すべてのセキュリティ機能を利用した場合でもスループットは10Gbpsで、250万の同時接続(双方向)が可能だという。ネットワークインターフェイスは、ギガビットEthernet×16、10GbE(SFP+)×2を搭載。全ポートは独立して、「外部」「トラステッド」「DMZ」に指定できる。

 製品は、「UTMバンドル版」、「NGFW(Next Generation Firewall)バンドル版」、「LiveSecurity版」を用意する。UTMバンドル版は、アンチウイルスや迷惑メール対策、IPS、Webフィルタリング、アプリケーション制御、レピュテーションセキュリティ、LiveSecurity(サポートサービス)が付属する製品で、価格は1600万円から。

 NGFWバンドル版は、IPSとアプリケーション制御、LiveSecurityが付属する製品で、価格は1400万円から。そして、LiveSecurity版は、ファイアウォールとVPNのみが利用可能で、LiveSecurityが付属して1100万円からとなる。

カテゴリートップへ

  • 角川アスキー総合研究所
  • アスキーカード