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速くて便利! 実測でわかるモバイルデータ通信 第9回

2つのSSIDが使えるWiMAXモバイルルーター「Wi-Fi WALKER」

2011年12月08日 12時00分更新

文● 宇野貴教

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底面には充電用のmicroUSB端子を搭載する

底面には充電用のmicroUSB端子を搭載する

 料金プランは「WINシングル定額 WiMAX(シンプル)」の通常料金は月額6510円となるが、2年契約が前提の「誰でも割シングル」またはau携帯電話とWINデータカードをセットで利用しているユーザー向けの「WINシングルセット割」を組み合わせるとことで、月額5460円となる(ISP料金が別途必要)。

 さらに、新規契約または機種変更と同時に「WINシングルフラットWiMAX (シンプル)」 に申し込むことで、月額料金から1050円を最大25ヵ月間 (契約月含む) 割り引く 「WINシングルフラットおトク割」も提供されている。こちらだと月額4410円となる(こちらもISP料金が別途必要、25ヵ月を過ぎると5460円になる。詳しくはこちらの記事を参照)。

 なお、WiMAXでの通信についてはデータ量による制限はないが、3Gによる通信については2012年10月以降、制限が課されるので注意が必要だ。具体的には、3Gの通信量が月間5GBを超過した場合、それ以降、月末までの3Gでの通信速度が制限される。

屋外では性能をいかんなく発揮!

下りの通信速度(単位はMbps)

下りの通信速度(単位はMbps)

上りの通信速度(単位はMbps)

上りの通信速度(単位はMbps)

 実際の使用感と通信速度についてレポートしよう。テザリングには、富士通のミニノートPC「FMV LOOX U/C40N(ATOM Z530-1.6GHz)」を用い、計測はいずれも東京都23区内西部で行なっている。

 まずは周りが開けたビル屋上での計測だ。本体の電波状況はアンテナ5/5で電波状況は良好と推測される。

 ここでの数値は下り速度が10Mbps弱、上りも3Mbps弱を記録し、モバイル通信としてはかなり高速なスピードを記録した。この数値であればインターネットにおいてストレスを感じることはなく、巨大ファイルのやりとりにも十分耐えうるだろう。

 次は地上1階の筆者マンション。周囲に防音壁があるため、電波状況はアンテナ1/5とかなり悪い。ここでの数値は下り速度が約2Mbpsと、好条件下と比較するとかなり速度が落ち込んでしまう。

 また、電波状況がさらに悪いビルの谷間においては、アンテナ0/5と圏外の表示をくり返し、継続した接続が行なえなかったためテストが実行できなかった。

 このことから、本機は電波状況がいいポイントでは優秀な速度を記録するが、障害物などがある屋内では速度が大幅に落ち込む傾向と見てよい。そのため、屋外メインで利用するユーザーに適していると言えるだろう。

工夫すれば家のネット回線もこれに1本化できる!?

 モバイル通信としてはトップクラスの速度があり、外回りがメインのビジネスマンにはかなり優秀なモバイルルーターである。屋外でのインターネットに頼もしいパートナーに成ってくれるのは間違いない、実用的なモバイルWi-Fiルーターと言える。

 屋内では速度が落ち込むとはいえ、窓際に設置するなどの工夫をすればちょっと遅めのADSLクラスの速度は出ている。条件が整えばインターネット回線の1本化も十分検討できる製品だ。


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