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仕事と生き方を変える、著名人の意見 第12回

Twitterでこんな残念なこと、してませんか?

本当に面倒くさいソーシャルメディアの作法

2011年12月12日 09時00分更新

文● 常見陽平

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 ※この記事は常見陽平氏のメールマガジン「常見陽平の愛と怒りのシゴト論 普通のあなたのひとつ上の働き方」(「ビジスパ」にて配信中)から選んだコンテンツを編集しお届けしています。

Twitterも日常生活に根付き、「ソーシャルリクルーティング」「ソー活」が注目される現在だが、そのマナーはどうあるべきだろう。『就活の神さま』著者で、企業の新卒採用、大学のキャリア教育や就職支援のコンサルティングに携わる常見陽平氏は、「期待しているのだけど、現状は残念」と語る。

 世の中全体は「ソーシャルメディア推し」である。最近、ソーシャルリクルーティング、ソー活についてコメントをよく求められるな。よく、ソーシャルリクルーティングやソー活について批判論者だと思われているようだが、違う。むしろ期待しているのだけど、現状は残念だと思うんだな。まぁ、この件について、書きたいことはいっぱいあるが、よくTwitterなどでも紹介しているので割愛する。

時代時代のネットサービス。失敗もあった。

 というか、私は実は昔から、ネットというか、IT系にむしろ過度な期待をしていた方なのだ。実は、小学校の頃からパソコンをいじっていたんだな。電波新聞社が出していた『マイコンBASICマガジン』を愛読し、載っているプログラムなんかをよく打ち込んで、遊んでいた。マネしながらではあるものの、プログラムを組んだりもした。

 しばらくブランクがあったのだけど、大学3年生になる前にマックを入手した。懐かしい、PowerMacだ。この端末で、私はパソ通を始めたり、自分でHTMLを組んでホームページを作ったりしていたものだ。そう、エディタではなく、自分で書いていたのよ。2ちゃんねるにははまらなかったけど、BBS、メーリス、ブログ、GREEやmixi、Twitter、Facebook、Ustream、最近始めたLinkedInなど、その時代、時代のネットサービスを使ってきた。

 もちろん、その時代、時代に失敗を重ねてきたことも事実だ。ニフティの掲示板でバトることに始まり、メーリスで発言しすぎて嫌われたり、会社の上司・同僚にブログの内容で文句を言われたり、mixiで忌野清志郎ファンだということでメールしてきた人からのリンクを承認したら実は……友達限定公開でゲイヌードなどをいっぱいプロフに載せている方で会うことを強要されそうになったり(リンクを切り、逃げた)、Twitterが炎上気味になったり、絡まれたり……。自分が書いた記事が炎上したり……。そんなこんなで現在に至る。

「RT希望」を連発する人、批判コメントで絡んでくる人

 学生に対して、ネットのマナーについてドヤ顔で語る私も、そんな失敗を繰り返して現在に至るわけだ。いや、立場上、学生のネットのマナーについてはいろいろ言うのだけど。

 特にメールのマナーとTwitterのマナーについてはね。

 そそられない内容について「RT希望」を連発する人は、傲慢だと感じるし、どうかと思う。気持ちは分かるのだけど。あと、批判コメントで絡んでくる人や、批判ツイートをしている人もたまに見かける。所謂、disるというやつですな。一応、商業出版で書籍を発表し、メディアでもコメントしている立場なので、ご批判、ご意見は真摯に受け止めるものの、批判、意見のレベルが明らかに低かったり、事実誤認だったりすると残念だなぁと思う。

 それにしても、このTwitterのマナーなのだが……。私はまだやさしい方だと思ったりする。本当、うるさい人っているんだなぁ。例えば、次のようなパターンだ。

  • その人と対立している人の意見をRTした人は全員ブロックする。
  • しつこくメンションしてくる人は全員ブロックする。
  • 明らかに意見が対立している人、しそうな人は最初からブロックしておく。

 うん、すごい防衛策だ……。そういえば、たまたま発見しちゃったのだけど、まったくの民間人らしき人が「常見はブロックしているから」とツイートしていた。……知らないよ、あなた。

面倒くさい、それでもネットが好き

 あと、フォロワーが多い人のRTについてうるさい人もいるね。特に津田大介氏に対して「津田さんは自分にとって都合のよい意見しかRTしない」みたいな人がいるわけだ。あなた……。20万人弱のフォロワーがいる津田さんがRTしたら、晒し者になってしまい、その人が攻撃されてしまう側面もあるわけで。また、そりゃあ自分に対する良い評価を共有したい想いはあるわけで。

 改めてネットって面倒くさいと思った37歳の夜。

 それでもネットが好きなんだけど。

【筆者プロフィール】 常見 陽平

人材コンサルタント、大学講師、著述業。一橋大学商学部卒。株式会社リクルート、玩具メーカーを経て、2009年に株式会社クオリティ・オブ・ライフに参加。企業の新卒採用や、大学のキャリア教育や就職支援のコンサルティングを行う他、講演・執筆活動に没頭している。また、実践女子大学、白百合女子大学、武蔵野美術大学などで非常勤講師。若者に愛を伝え、怒りを代弁する戦う人材コンサルタント。『くたばれ!就職氷河期』など就活、キャリアに関する著書多数。 ビジスパではメルマガ「常見陽平の愛と怒りのシゴト論 普通のあなたのひとつ上の働き方」を執筆中。

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