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とある書き手の小物調査ーガジェットチェックー 第11回

iPhoneで撮った写真をA6フルカラー冊子にしよう!!

2011年12月07日 13時00分更新

文● 林 佑樹(@necamax

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写真アプリを活用しましょう!!

 さて、上記のように本の仕上がりは上々でプレゼント用としても十分な戦力を有していることがわかった。お子さん写真を撮って、じいちゃんばあちゃんへの賄賂にしてもいいし、お店のお姉さんへのプレゼントにもいいだろう。時期でいえばコミケシーズンなので、お気に入りのレイヤーさんの写真をまとめてみるのもいい。A4のデカイ冊子とかよりは持ち帰りやすいだろうし。

 という場合、重要になるのが写真の加工だ。iPhoneにやたらとカメラアプリや写真加工アプリなどがインストールされている場合は、それを利用しない手はない。
 ここでは筆者が今回の冊子作成に利用したアプリやあると便利なアプリを紹介していこう。

Big Lens

 視界深度エミュレーションができちゃうステキアプリ! 真面目に計算すれば一眼と大差ないビジュアルも生み出せるだけでなく、ロモ調といったレトロ効果もあり。主題を浮き出せたいなら、Big Lensだ。

F値をシミュレートしてくれるだけでなく、フィルターやレンズの羽形状も選べる。丸ボケの作り具合はけっこうナチュラルでいい

楽画Cute

 プリクラ風な処理ができるアプリ。無料版は読み込み制限はあるが、チェックには十分。美肌効果が使いやすいので、人物写真のときにオススメだ。フィギュア撮影用にも使える。また落書きやオブジェクト、フレームなども有料版にするとアンロックされるパターンが多く、携帯で写真を撮るユーザーにはオススメしたいアプリ。

Big Lensで処理した写真を楽画Cuteに読み込んでホワイトニングしてみた

Photofunia

 ポスターや絵画などに人物の顔写真をはめ込んでくれる。顔認識エンジンが優秀でほとんど調整しなくていい。またハメ込み用のデータは随時増えているのもうれしい。

試しに筆者をはめ込んでみた。近影シリーズに便利かもしれない!

レトロカメラ

 168種類のフィルム、ノイズ、テクスチャー、フレームが揃っている。写真写真したビジュアルで遊ぶなら、本アプリですべて楽しめる。個人的には透明度の設定が可能で、いくつもフィルム効果を重ねて遊べる点が気に入っている。

古めかしい感じにしつつ、何気に最近のフィルム処理を入れてみるといった遊びもOK

手書き風カメラ

 8つの手書き風フォントを搭載。縁取りや傾き、透明度の設定だけでなく、文字サイズの変更も自在にできる。複数のコメント入れもできるため、写真の文字を載せてもいいし、空白ページ用のコメントにも活用できる。

ありきたりなコメントを入れてみたところ。かわいい文字が多く、雰囲気を柔らかくしやすいのがメリット

あえて紙に残す

 すっかりウェブのアルバムサービスばかりを愛用しているという人もいるだろうが、たまには紙に残すというのも面白いし、スマホ以上に回し読みでのシェアもしやすいメリットもある。帰省時のお土産としても活用できるので、自分なりの面白い活用方法を見出してもらいたい。

ネタをご提供くださるメーカー様、募集中!

 メーカー様へ。当連載で容赦なく弄り倒してほしい、ご自慢の製品がございましたら、こちらのお問い合わせフォームより編集部までご連絡ください!!

筆者紹介――林 佑樹

 フリーランスの編集・ライター。紆余曲折あって、PCからゲーム、家電、生活雑貨までやれちゃう体になった。現在はiPhone 4SやらAndroidやらに埋もれている。
モーターショーでローアングラーしてきたよ!


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