このページの本文へ

痛車でラリー! メロンブックスインテ2年目の挑戦 第8回

今年の最終戦! メロン号、新城ラリーで激走!

2011年12月07日 19時00分更新

文● 中村信博 写真● 中島正義、うえのふみお、山本徹

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

苦しい戦いの中から反撃の時を待つ

 10月23日(日曜日)、デイ2。空は依然として分厚い雲に覆われているが、時おり雲間に明るい空が見えはじめていて、昨日よりいくぶんか天候は良くなりそうだ。気象予報によると、朝のうちは雨の残るところがあるが、これから徐々に回復していくとのこと。気象レーダーを見ると伊勢湾上に激しい雨をもたらす雲があり、これが新城のある三河東部へと近付いてきている。もしかすると、昼に予定されているゴールまでに一雨くるかもしれない。

デイ2早朝。もうしばらくしたら喧騒に包まれるラリーパークを歩く。そんな中でも煌々と明かりが灯ったヘッドクオーターでは、夜通しの業務が続けられているのだ

少しずつラリーパークに選手やオフィシャル、そして観客が集まりはじめた。いつもと変らない朝、嵐の前の静けさだ

雨雲レーダー上では、伊勢湾の入口あたりに発達した雲があり、これが少しずつ北東へと進んでくる様子がはっきり映し出されていた

 昨日からずっと自分の走りを振り返っていた眞貝選手。デイ2を走る前に、何かドライビングについて気付いたことがあったようだ。ここで本来の走りを取り戻してプッシュし続ければ、上位陣のミスを誘うことができるだろう。そこに逆転へのわずかなチャンスが見えてくるのだ。あとはクルーにすべてを託して、2日目の戦場へとメロン号を送り出した!

オーバーナイトパルクフェルメを出たメロン号は、すぐに本日最初にして最後のサービスCに入る。自分のドライビングで何かに気付いたらしい眞貝選手の表情は明るい。これは期待できるかも?

デイ2の戦場へと旅立つメロン号。ほんのわずかな勝機の扉をこじ開けてくれ!

SS(距離) ステージタイム(トップ差) クラス総合タイム(トップ差)
SS7/Houraisen-Short Ⅰ
(2.49km)
2:15.0(TOP)43:35.5(+24.3)
SS8/Boy-Scout Ⅰ
(3.34km)
2:41.1(+1.1)46:16.6(+25.4)
SS9/Ohbira Ⅰ
(4.68km)
4:13.3(TOP)50:29.9(+18.7)

カテゴリートップへ

この連載の記事

注目ニュース

ASCII倶楽部

ASCII.jpメール アキバマガジン

クルマ情報byASCII

ピックアップ