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スマート忍法 虎の巻~iPhone編

iPhoneを1万円強で本気のオーディオにする「Olasonic」の術

2011年12月16日 12時00分更新

文● ニンジャ盛田/ASCII.jp編集部

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iPhoneで鳴らせる音ならなんでも鳴ります

 音声はiPhoneに加えて、USB入力とライン入力が使える。MacBook AirをiPhoneの母艦にしている人ならAirを鳴らすスピーカーにもできるし、AirからUSB電源をもらってiPhoneやライン入力の音源を鳴らしたりもできる。

 それとドックは普通にDAC(デジ→アナ変換)付きのヘッドフォンアンプとしても使えて、これが何気にかなりうれしい。普通に家で使えるiPhone用のアンプになってくれる。

入力はドック/ライン入力/USBの3系統を切り替えて使う。ヘッドフォン端子もあり、DAC付きのヘッドフォンアンプとしても使える

 iPhoneで鳴る音ならなんでも出せるので、たとえば最近よく遊んでいるKORGのシンセ「iKaossilator」(関連記事)の音を出したり、YouTubeを再生したりもできる。ライン入力ではなくドック接続であらゆる音がモニターできるのはうれしい。

 そうしてドックにつないだiPhoneはリモコンで操作する。使えるのは、ボリューム上下/トラックの戻し&送り/再生&一時停止/バスブースト(低域強調)とかなり基本的なもの。アルバムを変えたりEQをオン/オフしたりはiPhone上で操作する。

トラックの戻し/送り、ボリュームの上下などメイン操作はリモコンで

 ドックの操作系は電源ボタン/機能切り換え/ボリュームとシンプルだ。普段はリモコンを使うので、このくらいで十分かもしれない。なおiPhoneを充電するときは「Charge」モードで、USB給電時は再生しながらの充電はできない。

 残念なのはAirPlayに対応していないこと。同じシリーズでもテレビ用の「TW-D70PT」には光デジタル入力(角型)があり、AirMac Expressを接続できる。アップルストアでも売っていて、そこでは角型→丸型の変換アダプターも付けてくれるそうだ(AirMacは丸型)。

充電するときは「Charge」モードに。USB給電時はiPhoneを再生しながらの充電はできない

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