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スマホの機能を徹底チェック 最強スマホ&サービスはコレ! 第24回

スマホ紛失! パソコンから端末を探すサービスを紹介

2011年12月05日 12時00分更新

文● 小林 誠、ASCII.jp編集部

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つづいては無料のセキュリティーアプリで
同じような機能を試してみる

 キャリアのサービスももちろん便利なのだが、対応機種などに残念ながら制限がある。そこで今度はスマートフォンらしくアプリを使ってみよう。実はセキュリティー系のアプリの多くに、リモートロックや位置検索が含まれている。しかし単体で購入すると、そこそこのお値段がしてしまう。そこで今回は無料で使えるアプリを紹介しよう。

SMSでスマートフォンをロックする
「ViRobot Mobile」

 無料のセキュリティーアプリ「ViRobot Mobile」はマルウェア対策やスパム対策などが中心だが、紛失・盗難対策の機能もある。アプリ起動時にパスワードを設定するのだが、そのパスワードと専用のコマンド(@~という文字列)を組み合わせ、別のケータイやスマートフォンからSMSを送ることで、リモートロックやデータの消去、現在地を取得することができるのだ。

あらかじめアプリを起動しておく、リモートでの消去時にデータを消す範囲も設定できる

 現在はキャリア間相互でSMSを送受信できるので、とにかくケータイさえあればSMSは簡単に送信できる。試しにiPhoneからSMSを送ってみると、グーグルマップのURLが返信され、開いてみると現在地を赤いピンで表示していた。

他のケータイやスマートフォンから、SMSで場所を知ることも可能

紛失時に特化した「Beacon」
Googleの「Latitude」も実は使える

 つづいては紛失時対策に特化した「Beacon」だ。とてもシンプルでアプリは起動して、Googleアカウントを入力しておくだけ。

 次にパソコンなどで「MoaiOne.com」という専用サイトへ接続し、Googleアカウントでログイン、Beaconkコンソールというメニューを選択すれば、端末の場所がGoogleマップで表示される。リモートで「鳴動」「ロック」「アンロック」(解除もこのサイトから)が可能で、操作した履歴も残る。

 鳴動させた場合は1分間着信音が鳴り、バイブが振動し、画面が点滅する。新たにIDなどの取得をする必要もなく、スマホを探すだけならこれで十分という印象だ。

 最後に紹介するのは、実は手近にあったグーグルの「Latitude」だ。Androidスマートフォンであれば通常標準でインストールされているので、メニューを開いて、[設定]で[現在地を検出]にチェックを入れておく。これだけでパソコンからLatitudeのサービスを開けば自分のスマートフォンの位置が地図に表示される。ただし位置がわかるだけで、ロックなどはできない。

Beacon、Latitudeともに無料でシンプルに現在のスマートフォンの位置を知ることができる

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