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安くて速いぞ 冬ボーナスで買うAMDオンリー自作特集 第1回

AMD FXで組むオールAMDのハイエンドPCはこれだ!

2011年12月05日 12時00分更新

文● 池座 優里

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AMD 990FXを採用したハイエンドマザーボード
「Crosshair V Formula」

ASUSTeK「Crosshair V Formula」。チップセットに「AMD 990FX」を搭載し、マルチGPUは3WayのCrossFireX/SLIに対応する。実売価格は2万4000円前後

 AMD FXに対応するチップセットは、ハイエンド向け「AMD 990FX」とミドルクラス向け「AMD 990X」、ローエンド向け「AMD 970」の3種類が用意されている。

AMD 9シリーズチップセットのスペック

AMD 990FX+SB950 AMD 990X+SB950 AMD 970+SB950
PCI Expressレーン構成 PCI Express x16×2、x8×4 PCI Express x8×2 PCI Express x16×1
Hyper Transport 5.2GT/秒 4.8GT/秒
SATA 3.0 6ポート
USB 2.0 12ポート
RAID RAID 0/1/5/10

 スペック表を見るとわかるとおり、最大の違いはPCI Expressのレーン数だ。マルチGPU構成を考えているなら、フルレーンの「CrossFireX」や「NVIDIA SLI」に対応するAMD 990FXを選択したい。一方、シングルGPU構成でかまわないならば、コストパフォーマンスに優れるAMD 990Xを検討してみるのもいいだろう。ちなみにAMD 970Xは、HyperTransportの速度が4.8GT/秒に制限されており、CPUの性能を最大限に発揮できない可能性がある。

 今回はハイエンドPCということで、AMD 990FXを採用したASUSTeKの「Crosshair V Formula」を選択した。ASUSTeKのゲーマー/オーバークロッカー向け「R.O.G」シリーズの製品で、マルチGPUはCrossFireX/SLIとも3Way(3枚差し)構成まで対応する。サウンド機能にはゲームユースに最適な高性能オーディオチップ「SupremeFX X-Fi 2」。LAN機能には安定性に定評のある、インテル製コントローラーを採用するなど、ゲームユースにこだわった豪華なモデルに仕上がっている。

 そのほかにも、デジタル電源回路「Extreme Engine Digi+」、オーバークロックチップ「TPU」、リモートオーバークロックが可能な「ROG Connect」など、オーバークロック向けの機能も豊富に用意されているのも特徴だ。

バックパネルには一般的なインタフェースに加えて、オーバークロック設定時に便利なCMOSクリアボタンや、「ROG Connect」用のUSBポート(白)を備える

Crosshair V FormulaはBIOSとして「UEFI」を採用しており、GUIにて各種設定が可能となっている

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