ベネッセコーポレーションの妊娠・出産・育児事業「たまひよ」は12月1日、2011年1月～10月に生まれた赤ちゃん3万4500人を対象に、名前や名前の読み方、漢字などを調査・分析し発表した。
調査結果によると、男の子では「大翔（昨年2位）が、昨年1位の「蓮」をおさえ、1位となった。女の子では「結衣」（昨年2位）が「たまひよ」がデータを発表しはじめた2005年以来で初の1位となった。同社は、引き続きの先の見えない経済状況に加えて、3月には東日本大震災が発生したことで、将来に不安を感じる一方、人とのつながりの大切さを再発見した世相の中で、「未来に羽ばたく強さを持ってほしい」「人との結びつきを大切にしてほしい」というわが子への願いが込められていると分析した。
また、女の子では「愛菜」が、昨年43位から7位にランクイン。女優の芦田愛菜ちゃんの活躍が影響していると分析。このほか、名前に使われた漢字では男女ともに「陽」「希」「心」がランクアップとなり、震災や不景気などの影響で不安も多い世の中で、子どもの未来が明るく前向きなものであるよう願いを込めているとした。
