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3ストリーム&5GHz/2.5GHz帯同時利用対応

最高450Mbps、PC/スマホで高速接続—AtermWR9500N

2011年12月05日 11時00分更新

文● 林 佑樹(@necamax

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USB 2.0端子を活用!
外出先から、ウェブブラウザー/スマホで手軽にアクセス

 今やクラウドサービスがもてはやされており、“USBメモリー/USB接続のHDDをつなげてNAS化することでデータ共有”という方法は、古いようにも思える。しかし現実的には、NASであればチェックやアップロードは楽チンだし、インターネット上にアップしたくないデータもチラホラあるのが人生だ。

 画像や写真は問題ないにしても、厳守すべきファイルはクラウドにはアップしたくないという場合にオススメだ。「USBファイルHTTP公開機能」を使えば、外出先からでも、AtermWR9500N本体のUSBポートに接続したHDD/USBメモリーに保存したデータを閲覧できる。

※編註:などといっていますが、お気に入りの肌色画像をクラウドにアップしないため、この機能を愛用しているそうです。編集部一同には公開情報を教えてもらいたいものです。

 またAtermWR9500Nがユニークなのは、ウェブカメラも接続可能という点。これはセキュリティ用として利用できるし、自宅のペットちゃんが大丈夫かしらという心配性な方にもオススメできる。

 USBで接続したストレージ/ウェブカメラは、ともにウェブブラウザー、スマートフォン向けの専用アプリから利用可能で、出先からのアクセスと操作も容易だ。

iPhoneアプリ「ホームコネクト for Aterm」で接続したみたところ。ブラウザーやAndroid用アプリからもアクセス可能だ。「ホームコネクト for Aterm」からは、USBファイル閲覧、USBカメラ、WoL(Wake On LAN)機能、ルーター自体の設定が行なえる

USBメモリー内を参照しているところ。リスト表示で、画像閲覧や、端末が対応していればオフィスファイルのチェックも可能。アプリからはアップロードできないが、ウェブブラウザー経由ならばファイルのアップロードが可能だ

Android用ウェブブラウザーからログインしてみたところ。「ホームコネクト for Aterm」からホームIPロケーション機能にアクセスし、ルーター用のURLを取得して、ログインという流れ

 USBポート利用からは離れるが、AtermWR9500NはUPnPをサポートしているため、リモートアクセスして、出先から自宅のPCを操作したい場合も快適。こういった機能は、すでに採用されて長いこと、また実効スループットの早さもあって便利そのものだ。Wake on LAN機能を備えているので、外出先からインターネット経由で自宅のPCの電源を入れるのも簡単なのだ。

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