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ネットブックでも軽快動作「マカフィー アンチウイルス プラス 2012」

年末年始は親孝行ついでにセキュリティ対策も

2011年12月03日 09時00分更新

文● 林 佑樹

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マカフィーが公開している脅威マップもチェックできる。迷惑メールの送信元や攻撃元・攻撃先といった情報を地図でチェックしてみるのもいい

そのほかの機能も見てみよう

 まず最初に、「USB・リムーバブルドライブスキャン」。意外な感染経路としてUSBメモリやリムーバブルドライブが挙げられる。自分にデータを渡してくれる人の誰しもがウイルスチェックをしているわけではないし、場合によっては未知のウィルスということもある。

 USB・リムーバブルドライブスキャンは、そんなときに接続された時点でチェックして事故を防ぐというもの。リアルタイムスキャンと同様、意識せずとも自動的に実行してくれるので安心だ。

USB・リムーバブルドライブスキャンは、デバイスが接続されると表示される。「この選択を記憶する」を選択してスキャンすれば、以降は自動的にスキャンしてくれる

 次にパソコンデータの抹消こと、「デジタルシュレッダー」機能。通常削除しただけでは、完全に消えないデータを完膚無きまで削除するというもの。個人情報絡みのデータ削除にはとくにお世話になる。右クリックから実行できるお手軽さもうれしい。

 そして、「マカフィー アンチウイルス プラス 2012」から新機能として用意されたのが、「プリインストールスキャン」。文字通り、すでにパソコンが感染していないかインストール時にチェックするというもの。安全な状態でインストールできるというのはやはり大切だ。

シュレッダー機能は、ファイルを選択して右クリックから「抹消」でOK。またファイル単体のスキャンも右クリックから可能

 また誰かしらに譲った場合に生じるのが「サポセン業務」だ。筆者の場合は、一定ラインから有料と明言しているので「もう二度と他人にPCは譲らなねぇ!」というイベントに出会ったことはないのだが、聞く限りでは多いようだ。

 だいたいはシステム絡みのファイルを削除してしまった、というトラブルが多いように思うが、もう1つはデフラグ未実行で重たくなったというケースも少なくない。「マカフィー アンチウイルス プラス 2012」はデフラグ機能もあり、インストール時に自動的にスケジューリングされている。この点から見ても、譲るPCに入れておくにちょうどいい。

いわゆるデフラグだが、ウィルスチェックとセットでスケジューリングしておけば、つねに快適な状態を維持しやすい

ネットブックからモバイル用PCまでオススメ

 家族などに譲る前提で紹介をしてきたが、「マカフィー アンチウイルス プラス 2012」はネットブックでも軽快に動き、そのほかの作業の妨げにならないナイスなソフトだ。逆をいえば、モバイル用環境全般に適しているといってもよく、少し前のモバイルノートや、現行PCであればUltrabookとも相性がいい。

 もちろん、ファイルサーバー替わりにしているローエンドマシンにもインストールしても問題ないだろう。年に1度のセキュリティ製品更新のときは、「マカフィー アンチウイルス プラス 2012」をチェックしてみよう。

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