重さを比較する
13.3型でも最軽量なR631!
Ultrabookはその性格上、持ち歩いて使うことが多いので、重さは重要なポイントだ。また、旅行や出張に持って行く場合や、バッテリーの持ちに不安がある場合は、ACアダプターも一緒に持って行くことになるので、ACアダプター込みの重量もあわせてチェックしておきたい。もちろん、カタログや製品情報サイトに本体質量は出ているが、カタログスペックと実際の製品では重さが多少異なることもあるので、試用機すべて(本体のみ、ACアダプター込み)の重量を計測してみた。
なおUX21Eは、本体とACアダプター以外に、mini VGAアダプターとUSB Ethernetアダプター、スリーブケース、アダプター類を収納するケースが付属するので、ACおよびそれらの付属品込みでの重量も計測している。またU300sの試用機は英語配列キーボードであったので、参考程度にしてほしい。
結果は下の表のとおりだ。本体重量のみを比較すると、一番軽かったのはR631の1086gで、次がUX21Eの1150g、U300sの1342gが続き、一番重かったのがAspire S3の1368gとなった。R631は13.3型液晶ディスプレー搭載にもかかわらず、11.6型搭載のUX21Eよりも軽いというのは素晴らしい。ただし、UX21EはACアダプターが軽く、ACアダプター込みの重量は1325g。R631のACアダプター込みの重さとほとんど変わらなくなる。
製品名 | 本体のみ | 本体+ACアダプター | 本体+AC+付属品 |
---|---|---|---|
dynabook R631 | 1086g | 1321g | - |
ZENBOOK UX21E | 1150g | 1325g | 1534g |
IdeaPad U300s | 1342g | 1618g | - |
Aspire S3 | 1368g | 1703g | - |
本体重量およびACアダプター込みの重量が一番重かったのはAspire S3だ。4製品中唯一のHDD搭載モデルであることも影響しているのであろう。UX21Eは付属のアダプター類やケースをすべてあわせても1534gと軽く、携帯性は優秀だ。
★
総合的に判断して携帯性が一番優れているのは、重量が最も軽く、薄さも二番目に薄いdynabook R631といえる。なお、R631はフットプリントこそ一番大きいが、前述したようにその差は2%強であり、実用上はほとんど変わらない。
特集最終回では、パフォーマンスやバッテリー駆動時間、発熱について検証してみる。
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