ソリューションプロバイダの大塚商会は11月24日、通信販売業向け業務システムを12月20日に発売する。
同システムは、OSKの販売管理システム「SMILE BS 販売」をベースに綜合システムプロダクツが通販に特化したテンプレートを開発し、大塚商会が組み合わせて販売するもの。従来の他業種向けテンプレートとの親和性も高く、食品製造業やアパレル業、小売業などさまざまな業種の基幹業務にも対応できる。
機能としては、在庫・顧客の共有が可能となり、通販受注入力時に在庫確認ができる「在庫共有メリット」や、得意先の卸と通販の合計実績が把握できる「顧客共有のメリット」などがある。
また、豊富なオプションやテンプレートを組み合わせて利用することにより、通販コールセンター、ECサイト、物流業務など受注から出荷、サポートまでのフルフィルメント対応システムを安価に構築できる。
同社は同システムの発売により、通信販売業のほか、製造・卸・小売業など異業種の新たな販路への進出や取り組みを支援する。価格はスタンドアロン版が250万円から、ネットワーク対応版が400万円からとなっている。