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いま旬のビジネスPC 第37回

幅広い選択肢を持つ、東京生産モデル

高質感・高拡張性のプロ仕様、「HP ProBook 6560b」

2011年11月29日 09時00分更新

文● 石井英男

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ExpressCardスロットやIEEE 1394をサポートするなど
インターフェースが充実

 インターフェースが非常に充実していることも魅力だ。

前面には、ステレオスピーカーやインジケーターが用意されている

背面には、シリアルとモデム、DisplayPortが用意されている

 USB 2.0×5(1つはeSATA/USB 2.0兼用)、IEEE 1394、DisplayPort、D-Sub15ピンアナログRGB出力、有線LAN、モデム、シリアルの各ポートを備えているほか、底面にドッキングステーション用コネクターが用意されている。また、カードスロットとして、SDメモリーカードスロットとExpressCard/54スロットを搭載するなど、拡張性はこのクラスのノートPCの中でもトップクラスだ。

左側面には、USB2.0×2、SDカードスロット、IEEE 1394、eSATA/USB2.0兼用、D-Sub15ピンアナログRGB出力、ExpressCard/54スロットが用意されている

右側面には、ヘッドホン出力、マイク入力、USB2.0×2、有線LAN、アップグレードベイが用意されている

 ワイヤレス機能としては、IEEE 802.11a/b/g/n対応無線LAN機能またはIEEE 802.11b/g/n対応無線LAN機能を搭載できるほか、Bluetooth 2.1+EDRの搭載も可能である。

バッテリー駆動時間も長い

 バッテリーは3セルと6セルの大容量バッテリーが用意されており、公称駆動時間はそれぞれ約3.1時間と約5.8時間となっている。今回の試用機は6セルバッテリーが装着されていたが、実際にBBenchを利用してバッテリー駆動時間をテストしたところ、無線LAN常時オンで5時間34分という結果になった(電源プランは「バランス」、輝度は中にして、10秒ごとにキー入力、1分ごとにWebアクセスを行う設定で計測)。

試用機のバッテリーは6セルで、10.8V/55Whという仕様である ;ACアダプターはこのクラスの製品としてはコンパクトだ

 本製品は基本的にモバイル向けのマシンではないため、これだけ持てば十分であろう。さらに駆動時間が必要な場合は、底面に装着するHPセカンダリ拡張バッテリもオプションとして用意されている。ACアダプターはこのクラスの製品としてはコンパクトである。

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