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いま旬のビジネスPC 第39回

傷が付きにくいボディーに、Sandy Bridgeを搭載

堅牢性に自信あり! 「HP EliteBook 2560p」

2011年11月30日 09時00分更新

文● 石井英男

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ノングレアタイプの液晶を採用し、目の疲れが少ない

 液晶ディスプレーは12.5型という、やや珍しいサイズだ。解像度は1366×768ドットと標準的だが、ノングレアタイプの液晶なので外光の映り込みが少なく、長時間使っていても目の疲れが少ない。コンシューマー向けノートPCでは、色鮮やかで見栄えがする光沢タイプの液晶を採用したものが多いが、仕事で使うのならノングレアタイプのほうが向いている。

 また、ディスプレーを閉じた時にディスプレー表面に傷が付くことを防ぐソフトラバーがキーボード下側に配置されていることも評価できる(「HPパネルプロテクションシステム」と呼ばれている)。

HP EliteBook 2560pの正面。東京生産モデルであり、液晶ディスプレーの左上に「MADE IN TOKYO」ロゴがある

液晶ディスプレーは12.5型で、解像度は1366×768ドットだ。ノングレアタイプなので、外光が映り込みにくく、長時間使っていても目の疲れが少ない

 キーボードは全87キーで、キーピッチは19mm、キーストロークは2mmあり、窮屈な感じはなく、キータッチも良好だ。キー配列も標準的で使いやすいが、右側の「\」キーなどはやや横幅が短くなっている。キーボードの耐久性にもこだわっており、特殊コーティングでキー印字のはがれやこすれを防ぐ「HP DuraKeys」を採用。通常の50倍以上もの耐久性を実現している。

 さらに、キーボードと本体の間に静電・非浸透フィルムの「マイラー」を挟み、液体が内部に直に侵入することを防ぐ構造になっているため、万一キーボードに液体をこぼしても、データを保存してOSを終了する時間を確保できる。

 また、キーボードの右上には、3つのワンタッチキーが用意されており、無線LANのオン//オフや音量ミュート、QuickWeb機能(OSを起動せずにWebアクセスやメールチェックを行える機能)の起動が可能だ。ポインティングデバイスは、ポイントスティックとタッチパッドから構成されるデュアルポイントを採用していることも特徴だ。ユーザーの好みに応じて使いやすいほうを選べるのは嬉しい。

キーボードの下側に、ディスプレーを閉じた時にディスプレーがキーボードや筐体にあたって傷つくことを防ぐソフトラバーが配置されている

キーボードは全87キーで、キーピッチは19mm。キーストロークは2mmあり、キータッチも良好だ。ただし、右側の「\」キーなどはやや横幅が短くなっている。ポインティングデバイスとして、ポイントスティックとタッチパッドから構成されるデュアルポイントを搭載する

 セキュリティ機能も充実しており、パームレスト右側に指紋センサーが用意されているほか、TPM1.2準拠のセキュリティチップも搭載している。

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