AirPlayとDLNAで広がる、iPhoneの可能性 第2回
手軽なのにネットワークオーディオ魅力を1台に凝縮
AirPlayの快適さをシステムコンポで楽しむ「RDC-N7」編
2011年12月02日 10時00分更新
変化する視聴スタイルに、この1台
20代後半より上の年代なら、自宅にミニコンポがあるという人も多いはず。MDが登場した1992年から2000年代の前半ぐらいまでは、自宅で音楽を聴こうと思ったら、まず最初にCDとMDの付いたミニコンポを手に入れていただろう。
デジタルオーディオの登場で、それががらりと一変してしまった。
レンタルしたCDをMDにダビングして聞くというスタイルは、CDをパソコンにリッピングしてMP3やAACのライブラリーを作るというスタイルに変化。さらにケータイでも着うたの販売がスタートする。
CDやレコードといったパッケージではなく、ネットでデジタルデータそのものを買うというスタイルが徐々に浸透していく。一方で米国では2001年にiPodが登場。2005年8月には日本でもiTunes Storeのサービスが始まり、CDやMDといったメディアを使わない、パソコンからデジタルデータを転送して聴く方法が市民権を得つつある。
iPhoneとの連携がスゴイっ、デノンのRCD-N7!
日本レコード協会の資料によれば、今や最も身近なオーディオ機器はパソコンとのこと。ミニコンポを含むコンポ型ステレオは2位だが、半数以上がパソコンで音楽を聞くと答え、その割合は11.1ポイントも高い。さらにほしいオーディオ機器としては、iPhoneやiPodといったアップルのハードウェアが上げられていた。
一方ネットでは、YouTubeやニコニコ動画といった動画配信サイトも浸透している。これらのサイトで新しい音楽を知り、CDや音楽データを買うという消費パターンも生まれている。
動画で見る、RCD-N7の特徴
ただ一方で、上の調査をみても分かるように、コンポを求める層も根強く存在している。そんな「パソコンよりもいい音で聴ける環境がほしい」、あるいは「手持ちのミニコンポを置き換えたい」と考えている人にぜひ知ってほしいのが、デノンのネットワークCDレシーバー「RDC-N7」だ。
5250円の有償アップグレード(直販サイトDENON DIRECT SHOPでACD-UGAIRTEMを購入)となるが、ネットワーク経由でiTunesやiPhoneの音楽を配信できる「AirPlay」に対応するなど、デジタル機器との連携に強いのがウリだ。