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事例に学ぶ!絶対失敗しないFacebookページの作り方 (2/2)

2011年11月25日 13時22分更新

文●加藤 洋/TAM

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Facebookページを作る前に計画を立てよう

 前のページで紹介したFacebookページは、それぞれが「自社や自社製品の良い点(強み、独自性、優位性)」をうまくコンテンツに落とし込み、「いいね!」を獲得しています。

 一度、Facebookページを開設して運営を始めると、途中ではなかなか方針は転換しづらいものです。目論みが外れ、ファンの共感が得られないと、最初から作り直す方が早い場合もあります。そのため、Facebookページを企業で活用するときには、長期的な視野が必要です。 何ができて、何ができないのかを見極め、計画を立てて、目的を設定してから開設するようにしましょう。

 Facebookページの活用の計画を立てるにあたり、必要になると思われる項目と計画の流れを紹介します。

現状分析

 現状分析では、主に「自社や自社製品の良い点(強み、独自性、優位性)」 「実施中のマーケティング施策」の2点を確認します。

 「自社や自社製品の良い点(強み、独自性、優位性)」では、自社や自社製品が社会に対してどのような良い影響を与えているのか、共感を得ることができそうか、他社に比べどのような点で優位にあるのかを確認します。

 Facebookページで発信した情報は、ファンを起点としてソーシャルグラフを通じて広がっていきます。自社や自社製品に共感を得てシェアされる要素がないかを検討し、書き出しましょう。

(例)食品メーカーの場合

自社:
技術力がある、歴史がある、真面目、営業力がある、社会貢献活動が活発、愛されるキャラクターがいる
自社製品
価格が安い、素材がよい、美味しい、環境によい、熱心なファンがいる、 こだわりがある

 「実施中のマーケティング施策」では、現在実行しているあらゆるマーケティング活動を書き出します。メールマガジンやWebサイトなど、ネットを活用したものだけでなく、マス媒体での広告、店頭での接客など、あらゆるものを含めてください。

 Facebookは拡張性が高く、いろいろなソーシャルメディアのハブとしても使えるので、これまで実施していたマーケティング活動を代替したり補完したりできる可能性があります。現在のマーケティング活動をFacebookに置き換え、ソーシャルな要素を加えることで、より多くの人に自社や自社製品について知ってもらう機会になりますし、コスト面でのメリットがある場合もあるでしょう。

(例)食品メーカーの場合

Webキャンペーンサイト、コミュニティサイト運営、テレビCM、ラジオCM、メー ルマガジン、ちらし、メンバーズカード、ダイレクトメール、顧客アンケート、商品 モニター、試食会

 現状を分析するときは、ワークショップ形式でこれらの2点を書き出すことをおすすめします。自社のFacebookページを運営に関係するメンバー数人で集まり、参加者全員で付箋とペンを持って書き出して、全員が見えるように貼り出していきます。大切なのは、気軽に思いつく限り、どんどん書き出すことです。自分だけでは見えなかった自社や自社商品の魅力が浮き上がってきます。現状分析として書き出された内容は、Facebookページのタブ構成やウォール投稿に活かせるはずです。

まとめ

 Facebookは共感が拡がるプラットフォームだと言われています。それぞれの企業やブランドが「自社や自社製品の良い点(強み、独自性、優位性)」 をFacebookページで継続的に紹介することで、「いいね!」を獲得しファンを増やせるでしょう。

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著者:加藤 洋(かとう・ひろし)

著者近影

株式会社TAM アートディレクター兼ソーシャルメディア・プランナー。大手通信会社キャンペーンサイト、国内高級車メーカープロモーションサイト、大手通販会社ECサイトなどを数多くWebプロジェクトを手掛ける。FacebookやTwitterなどソーシャルメディア活用のノウハウ蓄積と情報発信を行なうサイト「Social Media 360.jp[役に立つソーシャルメディア情報配信サイト]」を運営中。

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