ブラウザーやギャラリーと
標準アプリも確実に進化
GALAXY NEXUSにはAndroid 4.0の標準アプリも多数搭載されているが、これらの使い勝手も大幅に強化されている。
たとえば標準ブラウザーでは、ブックマークをフォルダー単位で管理できたり、ケータイの「画面メモ」のように表示中の画面を端末内に保存したり、モバイル版が用意されているウェブサイトでPC向けサイトとの切り替えが簡単になるなどの機能が追加された。またブラウザーの動作もCPUのスペック(Ti OMAP 4460-1.2GHz、デュアルコア)から想像がつくように、とにかくサクサクだ。
また機能的な物足りなさが目立った、標準の「ギャラリー」アプリにも、画像のトリミングを始め、各種エフェクト、赤目処理、回転などの一般のユーザーが頻繁に使うであろう編集機能がひととおり搭載されるようになった。
これらの機能は、一部の端末やアプリの追加で実現することは可能だったが、端末を購入した初心者のユーザーが迷わずに使い始められるという意味で、Androidが標準対応すること自体に大きな意味があると言えるだろう。
これは未来だ! 顔認証にNFC機能
未来を感じるというところでは、顔認証機能(「Face Unlock」と呼ばれる)もある。これは端末のロックを解除する際に、自分の顔を認証手段として用いるものだ(従来からのパスワードやパターン入力も用意されている)。
GALAXY NEXUSには約130万画素と高性能なインカメラが用意されているので、まずこれで自分の顔をパチリと撮影して登録。そのあとでロック解除時に自分の顔を映すだけで解除される。
また、スクリーンショット機能に標準で対応したのもうれしい点だ。GALAXY NEXUSに熱い視線を寄せているヘビーユーザーであれば、スマートフォンやアプリの情報をブログにアップしている人も多いだろう。そのような場合でも、画面を簡単にキャプチャーできるので大変使い勝手に優れる。なお、スクリーンショットの方法は電源キーとボリュームの下を長押しするだけだ。
さらにヘビーにGALAXY NEXUSで、スマートフォンを利用した新しいサービスやアプリの開発をしていきたいという人であれば、NFCを搭載している点も見逃せない。GALAXY NEXUSのNFC機能では、おサイフケータイのサービスこそ利用できないが、国際的に普及が見込まれる規格として、今後どんどん新しい使い方やサービスの登場が期待できる。
現時点のGALAXY NEXUSでも2台の機種を背中合わせに近づけることで、連絡先の情報や今見ているウェブサイトのURLなどを、相手に渡すことなどが可能であり、NFC機能の便利さを体感できる。
GALAXY NEXUSにしかない次世代感を
機会があれば、ぜひ実機で試してみてほしい
ここまでGALAYX NEXUSの特長や機能を次々と紹介してきたが、そこに共通しているのは、繰り返すようだが未来感や次世代感だ。一足先に次世代のスマートフォンを知りたい、使いたいという人はもちろん、スマートフォン上で新しい何かをやってみたいと考えている人にとっても、GALAXY NEXUSは間違いなく何かを示唆してくれる存在と言えるだろう。
その次世代感を体感すべく、全国のドコモスマートフォンラウンジやショップなどで、まずは実機を試してみることをとにかくオススメしたい。
*「Android」「Google」は、Google Inc.の商標または登録商標です。
※端末は開発中であり、外観、特長、仕様については変更となる場合があります。
※掲載の内容は2011年11月25日現在の情報です。
提供:NTTドコモ(http://www.nttdocomo.co.jp/)