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自宅/外出先で使いやすい性能、お手頃価格のCore i3/i5ノート

モバイルにも使えるスタイリッシュノート「Inspiron 13z」「Inspiron 14z」 (3/5)

2011年11月17日 12時00分更新

文● 高橋 量

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予算と目的に応じて
最適なパッケージ&オプションを選ぼう

 次に、Inspiron 13zInsprion 14zのスペックの違いを紹介しよう。

 まずは、Inspiron 13zから。このモデルはCPUとストレージの種類が選択可能な一方、メモリー(4GB)やグラフィックス機能(Intel HD Graphics 3000)などのパーツは固定されている。BTOパソコンのようなカスタマイズは行なえないが、そのぶん価格を低く抑えたというわけだ。用意されているパッケージは以下の3種類だ。

「Inspiron 13z」おススメスペック

お手ごろ価格の通常構成
パッケージ名 Inspiron 13z ベーシックパッケージ
直販価格 4万9980円(2011年11月14日現在、詳細はウェブサイトを参照)
CPU Intel Core i3-2330M(2.20GHz)
メモリー 4GB
グラフィックス機能 Intel HD Graphics 3000
ストレージ 320GB HDD(毎分7200回転)
ネットワーク機能 無線LAN(IEEE 802.11b/g/n)、Bluetooth 3.0+HS
OS Windows 7 Home Premium SP1(64bit)
Core i5でCPUをパワーアップ
パッケージ名 Inspiron 13z プレミアムパッケージ
直販価格 5万4980円(2011年11月14日現在、詳細はウェブサイトを参照)
CPU Intel Core i5-2430M(2.40GHz)
メモリー 4GB
グラフィックス機能 Intel HD Graphics 3000
ストレージ 320GB HDD(毎分7200回転)
ネットワーク機能 無線LAN(IEEE 802.11b/g/n)、Bluetooth 3.0+HS
OS Windows 7 Home Premium SP1(64bit)
SSDで高速アクセスを実現
パッケージ名 Inspiron 13z SSD搭載パッケージ
直販価格 6万4980円(2011年11月14日現在、詳細はウェブサイトを参照)
CPU Intel Core i3-2330M(2.20GHz)
メモリー 4GB
グラフィックス機能 Intel HD Graphics 3000
ストレージ 128GB SSD
ネットワーク機能 無線LAN(IEEE 802.11b/g/n)、Bluetooth 3.0+HS
OS Windows 7 Home Premium SP1(64bit)

 Core i3-2330M(2.20GHz)とCore i5-2430M(2.40GHz)は、両方ともSandy Bridge世代のデュアルコアCPUだ。内蔵GPUはIntel HD Graphics 3000でハイパースレッディングにも対応と、共通する部分も多い。大きく違うのは、Core i5-2430Mがインテル ターボ・ブースト・テクノロジー 2.0をサポートしている点で、より高い性能が期待できるのだ。

 ストレージとして選べるHDDとSDDでは、断然SSDのほうが高速だ。予算が許すのであれば、まずはSSD搭載モデルを検討すべきだろう。一方、HDDに関しては毎分7200回転の高速タイプが採用されており、容量が多いほうがいいならHDDを選ぶのもアリだ。

 SSDを利用するのであれば「Inspiron 13z SSD搭載パッケージ」を選ぶ必要があるが、標準ではCPUとしてCore i3-2330Mを選択することになる。ここでオススメしたいのが、オプションのCPU選択でCore i5-2430Mを指定し直すことだ。3360円しか追加されないため、かなりお買い得なのだ。

 そのほかの仕様としては、メモリーを4GB搭載し、ネットワーク機能は無線LAN(IEEE 802.11b/g/n対応)、Bluetooth 3.0+HS、有線LAN(1000BASE-T対応)をサポートしている。インターフェース類は、外付け機器用にUSB 3.0端子×2、USB 2.0端子×1(Powershare仕様)、映像出力用にHDMI端子が用意されている。8-in-1 メディアカードリーダーはSD/SDHC/SDXC、メモリースティック/PRO、MMC/MMC+、xDピクチャーカードをサポートしている。

Inspiron 13z本体背面。左には有線LAN端子、右には電源コネクターが用意されている

本体右側面には、オーディオ端子、USB 3.0端子×2を配置。すべてカバーで覆われているので、ホコリによる故障の心配が少ない

本体左側面。左からHDMI端子、USB 2.0端子、8-in-1 メディアカードリーダーが用意されている

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