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最新セキュリティソフトでPCを堅守! 第1回

日々進化する脅威に「ノートン インターネット セキュリティ2012」で対抗!

ネットの脅威から“たいせつなもの”を守れ・前編

2011年11月21日 11時00分更新

文● 宇野貴教

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セキュリティソフトの老舗ブランド
「ノートン インターネット セキュリティ 2012」

 「ノートン インターネット セキュリティ 2012」(以下NIS2012)は、4つの保護機能によりウイルスやネットの脅威からユーザーを守るシステムを取っている。

  • 不正アクセスの検知
  • ウイルスの発見と駆除
  • ファイルの安全性評価で事前に脅威を判定
  • 不審なプログラムを無効にする

 NIS2012の詳細は次の記事(後編)で解説するが、これらの判定に基づくデータは日々更新されており、自動的にアップデートが行なわれる。そのため、最新技術を駆使した脅威も、迅速に識別・対処することが可能だ。

メイン画面の「今すぐにスキャン」をクリックするとこの画面に切り替わる。「クイックスキャン」は重要なファイルのみ、「システムの完全スキャン」はすべてのファイルをチェックする

「カスタムスキャン」をクリックすると、スキャン方法をカスタマイズ可能

カスタムスキャンでは、チェックするファイルやフォルダの指定、スケジュールや条件などが指定できる

NIS2012の「評価スキャン」は、ファイルがどの程度信頼できるかをチェックしてユーザーに知らせる。誰も使ったことがなく、ファイルの情報元も不明なプログラムは、ウイルスの危険性があると判断される

評価スキャンは、エクスプローラから個々のファイルに対しても実行可能。評価したいファイルを右クリックして「Norton ファイルインサイト」を選択すればいい

「Norton ファイルインサイト」によるファイルの評価画面。信頼性のほかにクラッシュしやすいかといった安定度も表示される

シマンテックのセキュリティ製品ラインナップは3種類
他社製利用者はキャッシュバックでお得!

 シマンテックのセキュリティソフト「ノートン」シリーズは、NIS2012のほかにも「ノートン アンチウイルス 2012」「ノートン 360」があり、3製品がラインナップされている。

「ノートン アンチウイルス 2012」のパッケージ

「ノートン アンチウイルス 2012」のパッケージ

「ノートン 360」のパッケージ

「ノートン 360」のパッケージ

 「ノートン アンチウイルス 2012」は、ウイルスの侵入阻止と駆除に機能絞ったバージョンだ。安全が確認されていないWebサイトの警告や遮断、パスワード漏洩などの個人情報保護対策の機能は含まれていない。そのため、これらは別の専用ソフトで対策するか自力で防御できるという、パソコンやネットワークに詳しい人向けの製品である。

 「ノートン インターネット セキュリティ 2012」は、「ノートン アンチウイルス 2012」の機能に加えて、個人情報保護機能と子供用パソコンで不適切なサイトへのアクセス遮断などを行なう保護者機能が追加される。また、1つのパッケージで同一世帯3台までのパソコンで利用可能になっているのもありがたい。個人利用での総合セキュリティ対策や家庭などで複数台のパソコンを使用している場合は、迷わずこれを選ぶといいだろう。

 「ノートン 360」ではNIS2012の機能に加えて、ファイルバックアップ機能やパソコンの高速化、メンテナンス機能が追加される。特にファイルのバックアップをこまめにやっておけば、インターネットからの脅威だけでなく、万一のハードウェアトラブルなどによるファイル喪失も防ぐことができるので、“たいせつ”なファイルを絶対になくしたくない人にお勧めだ。

 ユーザーとしては価格も気になるところ。NIS2012の価格は1年間の更新サービス料込みで6480円となっている。1本でパソコン3台までインストールできることを考えると、なかなかのコストパフォーマンスだ。

 さらに2012年2月29日までは、他社製セキュリティソフトからの乗り換えでギフトカード2000円ぶんのキャッシュバックキャンペーンが展開されている。今使っている他社製ソフトに不満を感じるようになっているなら、狙い目のキャンペーンである。

  また2012年1月15日まで、家電量販店(※)において、「ノートン インターネット セキュリティ 2012」と、対象となる1万円以上のプリンターと同時購入で、ギフトカード3000円ぶんのキャッシュバックキャンペーンを実施中。

(※)一部実施していない店舗あり。


 後編では、NIS2012のセキュリティ機能について「強さ」「軽さ」「快適さ」という3つの視点から具体的に検証するとともに、「セキュリティソフトを入れるとパソコンが遅くなるのでは!?」という心配を、ベンチマークテストなどで検証する。


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