旅行はこれだけでOK!
日々デジタルグッズに囲まれているライターであるワタクシだが、毎度考えてしまうのがちょっとした旅行のとき。取材で出張するならある程度のデジタルグッズを運搬するのは覚悟する。しかし、軽く温泉に入って周りの景勝地でも見てこようか、というときはできれば身軽に出かけたいもの。そんなときにまで大量デジタルグッズを抱えていくのはさすがに躊躇してしまう。
しかし、日々そういうデジタルグッズの多大なる恩恵にあずかっている身としては、まったくの徒手空拳で出かけるのも不安。旅先の情報やマップを確認するためにも、せめてノートパソコンだけでも持って行こうかなどと思う。
しかしそう考え出すと、それならデータ通信カードも必要になるし、バッテリーがもたないからACアダプタも必要となるし……などと、結局大荷物を抱えることになる。スマホでもいいのかもしれないけど、パソコンに比べれば画面情報が少ないこと、文字入力環境にやや不安があることが引っかかる。
そこで目を付けたのがタブレットだ。試しにGALAXY Tab 10.1 LTEのみを携えて小旅行に出発してみた。
コンパクトでバッテリー長持ち オールインワンで使える
まず感じたのは、荷物としての負担が小さいこと。約175×約257mmのB5用紙とほぼ同じ大きさで、厚みも約8.6mmであり、重量も約565g(いずれもスペック値)。一泊旅行用の小さめの旅行用バッグにもスルリと滑り込ませておけ、邪魔にならない。必要なときにスッと取り出してすぐに電源をオンにして使い始めることができる。
通信環境についてもまったく問題はない。広田も書いているが、LTEエリアはもちろんカバーしていない地域でも、人口カバー率100%である「FOMAハイスピード」に完全対応している。
もちろんXiのスピードには及ばないが、ひなびた温泉地でウェブを見たりマップを表示したりするのに大きなストレスは感じさせない。
旅といえば写真! その場でシェアが楽しい
バッテリに関しても不安ナシ。一泊程度の旅行なら、十分充電ナシでもこなせるのがGALAXY Tab 10.1 LTEの特徴だ。さすが7000mAhの大容量バッテリー!
そしてデジタルグッズを携えての旅行と言えば、TwitterやFacebookなんかでのリアルタイム旅レポートだったりするのだが、その際にもソツなく活躍してくれる。
スマホでは懸念していた文字入力は、ソフトウェアキーボードでかなり快適に、素早く入力できる。ある程度の長さの原稿を書くようなときに延々ソフトウェアキーボードで文字入力をするというのは個人的にちょっと苦手なので避けたいことではあるのだが、TwitterやFacebookで短文ならスルスルと文字入力できる。
旅のレポートといえば写真も載せたいもの。GALAXY Tab 10.1 LTEには、320万画素の内蔵カメラが搭載されている。320万画素といえばやや貧弱スペックなイメージもあるが、TwitterやFacebookなどで共有するぶんには十分な感じ。鮮明に残したい写真はツレのデジカメに任せることとして、ともかくレポートや記録になる写真はGALAXY Tab 10.1 LTEでじゃんじゃん撮影することにした。
旅行中に撮影した画像は、レポートとして即時アップロードする以外にも活用できる。GALAXY Tab 10.1 LTEにそのまま保存しておけば、その後に会った友達や親戚に旅の話を交えつつ見せることができるし、打ち合わせのときに編集者と話題に乏しくなったときにちょっとタブレットを取り出して旅の写真を見せて場をつなぐなんてことだってできる。
こんな感じで、私の場合はほんの短い旅行というシチュエーションで使ってみたGALAXY Tab 10.1 LTEなのだが、実際に持ち歩くと、ある程度コンパクトなボディに使える機能がオールインワンで集約されていることが大きな魅力であると感じられた。とりあえずこれだけ持って行けばいいよね、と思えてしまうほど、意外に便利に活用できてしまうのだ。
旅行のお供には最適!
オールインワンのGALAXY Tab 10.1 LTEで、とかくデジタルグッズから離れられない傾向にある自分でも、思い切って荷物を減らすことができました。バッテリー寿命が長いうえ、取り出してすぐ起動してどこででも確実に通信できることも旅行向きだと思います。