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Active Directoryのサポート予定も!

Webシングルサインオン「HP IceWall SSO 10.0」がWindows対応

2011年11月09日 06時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

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 11月8日、日本ヒューレット・パッカードはWebシングルサインオンソフトウェア製品「HP IceWall SSO 10.0」にて、これまでのHP-UX版とLinux版に加えて「HP IceWall SSO 10.0 Windows版」を販売すると発表した。

HP-UX版とLinux版に続いて登場した「HP IceWall SSO 10.0 Windows版」

 HP IceWall SSOは、シングルサインオンによって、一度の認証で複数のWebアプリケーションへのログインを可能とし、セキュリティと「アクセスコントロールの4A」(認証・認可・管理・監査証跡)の統合を実現するソフトウェア。さらに、2010年8月登場の「HP IceWall SSO 10.0」からは仮想化環境やクラウド環境に対応していた。

 Windowsプラットフォームを活用するユーザーからの、認証基盤構築ニーズの高まりを受け、今回Windows版を追加するに至ったとしている。Windows版では、認証データベースとしてSQL Server 2008 R2をサポート。将来的にActive Directoryもサポートするという。

 併せて、パブリッククラウドやプライベートクラウド環境との認証連携を行なうためのサイト間認証連携製品「HP IceWall Federation 3.0」が、従来のGoogle AppsやSalesforceに加え、Windows Azureとの認証連携に対応する。両製品を組み合わせることで、おもにWindowsプラットフォームでITシステムを運用しているユーザーに対し、スムーズな認証基盤の導入・構築、さらにはパブリッククラウドとの認証連携までを含めたトータルでのROI最適化をサポートするという。

 価格は、HP IceWall SSO 10.0 Windows版が150万円、HP IceWall Federation 3.0が120万円。

 HP IceWall SSO 10.0 Windows版のリリースと同時に、「Windows Azure連携対応 Windowsプラットフォーム認証基盤導入応援キャンペーン」を実施する。キャンペーン期間は2012年4月27日までで、本製品購入のユーザーに対して、「HP IceWall Federation 3.0」のメディア(モジュール)およびSingle Connection License 1ライセンス(1サイト接続分)を98%引にて提供する。

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