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いま旬のビジネスPC 第36回

高い堅牢製でタフな作業をサポート

パナソニックの「TOUGHBOOK CF-31」を試す

2011年11月07日 09時00分更新

文● 花茂未来(インサイトイメージ)

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マグネシウム合金製の頑丈ボディ

 CF-31はアタッシュケースのような外観で、ボディやベゼル部分はマグネシウム合金で作られている。試しに液晶ディスプレーに力を加えてみても、しなって曲がるようなことはなかった。

「TOUGHBOOK CF-31」

 また、マグネシウム合金製のボディには傷防止加工が施されており、爪でひっかいた程度で傷は付かない。

マグネシウム合金製の天板部分。取っ手は引き出した状態

 持ち運び用の取っ手は、PC使用時は収納しておき、必要な時に引っ張り出せる仕組みになっている。握ってみると、取っ手中央は細く、端になるほど太い造りなので、筆者の小さい手でもグリップ感は良好。本体と取っ手のスペースはかなり余裕のある造りなので、体格のいい男性が、作業用手袋をはめたままでもしっかり握ることができそうだ。

 なお、CF-31はタッチ操作に対応しており、付属のタッチペンはこの取っ手に差し込んで収納する。使用するときは、ペンと本体を結ぶ紐で引っ張り出す。

 タッチ操作に関しては指でもタッチペンでも可能。指で操作する際は、手袋をしていても大丈夫。液晶ディスプレーに反射防止処理が施されているほか、2~1200cd/m2の範囲で輝度調節が可能なため、晴天の屋外でも視認性は抜群によかった。

 そのほか、キーボードにも反射防止処理が施されており、液晶ディスプレーに光が映り込まないように工夫されている。キーピッチは19mmと余裕のある作りで、大きな手でも窮屈さを感じることはないように思える。

 タッチパッドは小さめで、右端を縦になぞることで縦スクロールに対応する。操作時は、通常のノートPCのようにタッチパッドに軽く触れる程度ではなく、しっかりと指を押しつけないと反応しなかった。

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