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Apple Geeks 第61回

Apple TVの「AirPlayミラーリング」を試す

2011年11月04日 22時00分更新

文● 海上忍

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「フォトストリーム」はお手軽そのもの

 Apple TVで最初に試したのは「フォトストリーム」。ファームウェアアップデート後、「インターネット」メニューに「フォトストリーム」が追加されるので、これを選択すればOK。すでにiTunes Storeやホームシェアリングに接続していれば、同じApple IDを使うかどうか確認されるので、そのまま進むと設定は完了する。

「インターネット」メニューの下に「フォトストリーム」が追加された

iOSデバイスやiPhotoなど、同じApple IDでサインインしたデバイス/写真管理ソフト上の画像を閲覧できる

 あとは流れてくる写真を見守るだけ。スライドショーとして閲覧できるほか(各種表示効果も設定可能)、スクリーンセーバーにも使用できるので、操作方法自体はホームシェアリングやMobile Meのフォトライブラリーとほとんど変わらない。

「AirPlayミラーリング」は悩みどころ

 もう1つの「AirPlayミラーリング」は、少々評価に悩むところがある。確かに、フリックなどの表示効果を含め、iOS 5デバイスの画面がわずかなタイムラグで大画面テレビに表示されるところはインパクト大だが、ゲームとプレゼンテーション以外の用途が思い浮かばないのだ。テレビのサイズにもよるだろうが、Retinaディスプレーの精細感が損なわれることもマイナスといえる。

タスクバー左端でAirPlayボタンをタップし、Apple TVを選ぶと「ミラーリング」を選択できる

 予想してはいたが、「iBooks」上のPDF/EPUBをテレビに表示する、という使い方は厳しかった。Retinaディスプレーではクッキリ見えた文字も、テレビの大画面ではぼんやり映ってしまう。文字情報が主体のSafariやメールも、AirPlayミラーリングでの利用には適していないように思えた。

 アプリの互換性についても完璧ではない。「写真」や「マップ」、「リマインダー」など標準装備のものは正常に転送されたが、画像ビューワー兼ファイル共有アプリ「Good Reader」は、項目をブラウズ中の画面が表示されない(画像の表示はOK)問題が確認された。

 ゲームについては、AirPlayミラーリングでの利用を念頭にデザインされたものでなければ興ざめ、という印象だ。アスペクト比16:9の画面にiPhone 4Sの縦長画面を転送すると、左右に広大な空きが生じてしまうからだ。一方、水平方向に持ち替えると、Apple TVのスケーリング処理により空きは大幅に減る。Retinaディスプレーと比較して精細さには欠けるが、大画面ならではの迫力は得られるはずだ。

縦表示では左右に大きな空きが生じてしまうが(左)、横表示にすれば迫力の大画面でアプリを楽しめる(画面は「Aquarium」)

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