スマホの機能を徹底チェック　最強スマホ＆サービスはコレ！ 第19回

イマドキのスマホのプリインアプリを一気にチェック

au「MOTOROLA PHOTON ISW11M」は
スタンダードな使いやすいアプリがそろう

　モトローラ製端末ではSNSを一括管理できるウィジェットアプリ「MOTOBLUR」がおなじみだが、今回はアプリ特集なので紹介を省いた（ウィジェット特集は次回を予定）。アプリはスタンダードなものが多く、派手な独自アプリはない。そこで基本機能が強化されたアプリやau製アプリを紹介していこう。

　1本目は「jibe」。auのスマートフォンの大半でインストールされているアプリだ。たくさんのSNSを一括管理するためのものだが、対応しているSNSの数が他のアプリを圧倒している。アドレス帳との連携や、「受信箱」で各SNSで送受信したメッセージをまとめておけるなど、単純に“タイムラインをまとめて見ることができる”だけのものでない点は優れていると言える。

au端末共有のSNS管理アプリ「jibe」

　2本目は「DLNA」。名前のとおりDLNA用のアプリ。端末内の音楽や動画をデジタル家電で再生したり、逆にデジタル家電のファイルをスマートフォンにコピーしたりできる。画面自体もシンプルでわかりやすい。ドコモはDLNAのアプリとして「Twonky」を標準で用意しているが、au／ソフトバンクはそうではないので、これも便利なアプリだ。

デジタル家電との間でコンテンツを相互再生できる「DLNA」

　3本目は「タスク」。単純なタスク管理ツールといえばそれまでだが、タスクを分類した切替用メニューのアイコンが上に、タスクリストを下に表示するというのが独特だ。これが筆者にはとてもわかりやすく感じた。

日々のタスクを管理できる「タスク」

au「Xperia acro IS11S」は
おなじみのソニエリ独自アプリ

　Xperiaシリーズのアプリはすでに定番という感じになってきた。今回の2本も非常に有名だ。しかしXperiaシリーズを使っていない人にとっては、これらも未知のアプリかもしれない。

　1本目は「TrackID」。鼻歌など外の曲を、端末に聞かせて、その曲名やアーティストを検索するアプリだ。類似のアプリで有名なのは「Shazam」などがある。ただしTrackIDは端末内のFMラジオと連携していたり、画面デザインもスッキリとしていてわかりやすい。

鼻歌で楽曲を検索できる「TrackID」

　2本目は「Timescape」。Xperiaユーザーに限らず、存在を知っている人も多いだろう。Xperiaのホーム画面にウィジェットが必ずある代表的なアプリ。

　今回はアプリとして使った場合だが、ウィジェットと同じく通話履歴やCメール（ドコモ版ならSMS）、TwitterなどのSNSをまとめて時系列で管理できる。Timescapeで用いられている時系列で表示という見せ方は他のアプリや端末にも広まっている。

らせん状に時系列にSNSの書き込みを閲覧できる「Timescape」