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Apple Geeks 第60回

野外イベントに必須! iCloudの新サービス「友達を探す」

2011年10月28日 12時00分更新

文● 海上忍

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位置情報検索ツールとしての精度

 位置情報検索ツールとしての精度は、屋外ではGPSを利用するだけあってかなり高い。見通しがいい場所であれば、近くにいる“友達”をすぐに発見できるはずだ。「設定」の「位置情報サービス」に表示される「友達を探す」の位置情報サービスアイコン(紙飛行機のような印、使用中のときは紫色になる)で確認したところ、“友達”の現在位置は情報画面を表示するかマップ上に表示したときに紫色となっていたので、ほぼリアルタイムに“友達”を追えるらしい。

友達の現在地を表示すると、そのタイミングで位置情報が更新される

 試しに、横浜・山下公園でマップを表示しながら“友達”関係にある2台のiPhoneを遠ざけるテストを実施したところ、“友達”を示すマークはほぼ歩いたとおりに移動した。花火大会や初詣、野外ライブなど、混雑した場所ではタイムラグが大きければ使い物にならないところだが、この精度であればじゅうぶん「はぐれ友達サーチツール」としても使えそうだ。

 また、今回は屋内でのテストは行なっていないが、近い精度で利用できるのであれば、たとえばコミケなどに複数人数で参加した場合に役立つだろう。誰がどのサークルを回っているかチェックするといった使い方ができるはずだ。

山下公園で2台のiPhoneを遠ざけるテストを実施。数メートルの誤差(道を外れたように見える)を気にしなければ、ほぼリアルタイムに現在位置を確認できた


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