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2万円で買えるAndroidタブレット「IdeaPad Tablet A1」

2011年10月27日 20時00分更新

文● エースラッシュ

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 レノボから、片手で使える7型ワイドディスプレー採用のAndroidタブレット「IdeaPad Tablet A1」が発表された。Android 2.3を搭載した、レノボ初のコンパクトタブレットだ。

 これまでレノボからはビジネスユーザー向けの堅牢なタブレット「ThinkPad Tablet」と、コンシューマー向けのタブレット「IdeaPad Tablet K1」が販売されてきたが、どちらもディスプレーは10.1型ワイド。片手で軽々と使うには日本人には少々大きめだった。これに対してIdeaPad Tablet A1は、日本人女性でも片手で持ちやすく、ブックリーダーなどとして利用するのに最適なサイズとなっている。

「IdeaPad Tablet A1」(パールホワイト22283DJ)

日本人に最適なサイズ、
重量400gの7型タブレット

 本体サイズは横幅125×縦195×厚さ11.95mmで、質量は約400g。バッテリー駆動時間は約7.2時間だ。バッグに入れて持ち歩くのに苦にならないのはもちろん、片手で扱いやすい大きさだ。電車の中でつり革につかまりながら本を読んだり、カフェで休憩しながらブラウジングしたりするのにちょうどよい。

 7型ワイドディスプレー搭載のAndroidタブレットといえば、ドコモから出ているサムスンの「GALAXY Tab SC-01C」が思い浮かぶ。サイズ的にもスペック的にもIdeaPad Tablet A1はこれにかなり近い。大きく違っているのは、3G回線の有無だ。Wi-Fi機能(IEEE 802.11b/g/n対応)は当然搭載しているから、外出先で3G回線によるインターネット接続を必要としていないユーザーならば、毎月のコストもかからず手軽に使えるだろう。

IdeaPad Tablet A1背面。横幅125mmは、日本人にとって片手で持ちやすいサイズだ

 解像度は1024×600ドットと十分だ。販売されている電子書籍を読むのにちょうどよい。単ページでの表示でしっかりと文字が読めるのはもちろん、見開き表示でも十分読むことができた。横持ちにして見開き表示にした時、1ページあたりの情報量は、スマートフォンで単ページ表示したサイズとほぼ同じになる。

 また、新聞アプリを利用してみたところ、1面の大きな記事であっても横幅をうまく調整すれば片手で縦にスクロールしながら楽に読むことができた。ラテ欄なら、4チャンネル分の朝から20時までの番組を一覧表示した状態で、十分に文字を読める。

 本体のカラーリングは、Androidタブレットとしては珍しく4色用意されている。パールホワイト、カーボンブラック、コバルトブルー、ホットピンクと、明るい色が多いのも特徴だ。カーボンブラックのみ搭載フラッシュメモリーの容量が16GBまたは2GBのモデルが用意されており、2GBモデルの予想実売価格は2万円以下となっている(16GBモデルは2万5000円前後)。まずは、この低価格が大きな魅力だろう。

カーボンブラック

コバルトブルー

ホットピンク

本体下部中央にmicroSDカードスロットがある。充電用のmicro USBポートとスピーカーが並んでいる

本体上部には電源ボタンとイヤフォンジャックがある

右側には回転機能のオン/オフスイッチと音量調整スイッチを配置

インカメラの配置は表面上部にあるロゴ横

背面側のメインカメラは、向かって左上にある

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