ダブル長時間録画中に何ができるか?
ダブル長時間録画中にできること | |||||
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DMR-BZT810 | BDZ-AT950W | BD-W1000 | DBR-Z150 | DVR-BZ450 | |
メーカー | パナソニック | ソニー | シャープ | 東芝 | 三菱電機 |
BD再生 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
追いかけ再生 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
録画番組再生 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
スカパー!HD録画 | ○ | × | ○ | × | × |
高速ダビング | ○ | ○ | ○ | × | ○ |
変換ダビング | ○ | × | × | × | × |
DLNA配信 | ○ | ○ | × | × | × |
ダブル長時間録画をしながら、同時に行なえる操作をチェックしてみた。我が家のレコーダーは、長時間録画を片方でしか行なえないモデルばかりなので、今やダブル長時間録画など当たり前の最新BDレコをテストしていると、さすがに買い換えを検討せずにいられなくなる。それはさておき、最新BDレコではダブル長時間録画に加え、どんな操作が同時に行なえるかがポイントになっている。
なお、今回のテストでは、3チューナーのパナソニックには少々不利だが、いずれも同時に長時間録画ができる最大数で試している。テストの結果を見ると、録画中を問わずできるとありがたい機能である、
BD再生や追いかけ再生、録画済み番組の再生はすべてのモデルがクリアした。高速ダビングも東芝以外は実行できた。ダビングしようとして、予約時間が迫っていることを警告されてがっかりすることは少なくないので、これも便利な機能だろう。
そのほかのポイントでは、DLNA配信や画質変換ダビングまで同時に行なえるパナソニックが抜群の結果となった。それに続くのがソニー。ソニーもマルチ操作に関してはかなり力を入れてきている。
というのは、パナソニックの3チューナー機の場合、3番組同時の長時間録画を行なうと、うち2つまではリアルタイムで長時間録画を行なうが、残り1つはひとまずDRで録画し、後から変換する動作をする。
これが案外やっかいで、録画が完了し、さらに変換が完了するのを待たなければならないのだ。自動で行なわれる変換だが電源オフ時に行なわれるため、ずっと使っているといつまで経っても変換が終わらないということもあり得る。
その点、ソニーは3つのエンコーダーを備えるため、すべて同時に長時間録画を行なう。さらには番組転送用のファイル作成まで3つ同時に行なえる。このあたりは、使い方によって印象は変わるだろうが、ヘビーに録画を行なう人にとってはソニーの方がありがたいと感じることもある。そのため、ここでのテストではパナソニックとソニーがともにベストとした。
今回はここまで。次回は今回取り上げた5機種の画質について検証すると共に、各社のハイエンド機についても紹介していく。今時のBDレコに20万円もの価格を投じる価値がどこにあるのか。そこをじっくりと見ていきたい。
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