らくらくスタートメニュー搭載で
初心者にもわかりやすいソニー「BDZ-AT950W」
ソニーはクロスメディアバーによる操作メニューがユニークだ。これに加えて、大きなアイコン表示で快適に使える「らくらくスタートメニュー」があり、クロスメディアバーに慣れていない人でもわかりやすい操作で使えるようになっている。操作のレスポンスもスムーズで快適に使えるだろう。
リモコンはカバーを廃してすべてのボタンが露出している。使う機能にもよるがカバーの開閉は煩雑なので個人的にはうれしい。
機能性でもパナソニックに次ぐ実力を発揮しており、実用レベルでは差は少ない。マルチ操作などの対応を含めて完成度を高めているのも立派だ。
そんなソニーの特徴的な機能と言えば、自動録画機能「おまかせ・まる録」や、「My番組表」などの多彩な検索機能だろう。
検索精度が高く、自分の興味のある事柄にマッチした番組探しが快適に行なえる。BS放送のチャンネル数が増加するなど、テレビ放送の多チャンネル化は今後も進んでいく。そうなったとき、自分の見たい番組を的確に探せる機能は大いに役立つだろう。
テレビを見ながらメニュー操作ができる
シャープ「BD-W1000」のモーションガイドが便利
シャープの特徴はなんと言ってもスカパー! HD内蔵だろう。膨大な専門チャンネルを持つスカパー! HDを快適に録画できるのはありがたいし、スカパー! HDチューナーを内蔵しないそのほかのモデルと比べて割高感がないので、ちょっとスカパー! HDが気になるという人にはうってつけのモデルだ。本機がアクセスポイントになる「Wi-Fiコネクト」機能を備えているのも目新しい部分で、新規に無線LAN環境を整える必要がないというのも経済的だ。
機能的には大きな不満はないものの、ライバルと比べると多少見劣りを感じてしまった。特にスマホ連携では、リモート予約などへの対応にも期待したい。
メニュー表示を呼び出してもテレビ視聴が中断しない「モーションガイド」が便利だ。大きな特徴と言えるのは、画面に18もの番組を表示できる録画リスト。一覧性に優れ、ジャンル別やグループ別の表示に切り替えることも可能だ。
ただし、BDに保存した番組の表示はサムネイルが多いこともあり、多少時間がかかる印象。リモコンは比較的ボタン数が少なく、とっつきやすく感じた。暗い場所でも使える蓄光ボタンを採用しているのもありがたい。
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