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スマホの機能を徹底チェック 最強スマホ&サービスはコレ! 第18回

Windows Phone 7.5でGoogleのサービスはどのくらい使える?

2011年10月24日 16時00分更新

文● 小林 誠、ASCII.jp編集部

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IE9とアプリを駆使してGoogleのサービスを使う

 Windows Phone 7.5に標準で用意されているGoogleサービス向けの機能は以上でおしまいだ。他のサービスは基本的にIS12Tに搭載されているウェブブラウザー、Internet Explorer 9(以下IE9)を使って利用することになる。

 まずは「Google検索」。IS12Tには検索ボタンが搭載されているが、この検索機能はBingに固定されていて、PC版IEのように検索エンジンを変更できない。Bingでも検索性能に大きな差は感じないのだが、やっぱり検索はGoogleがいいというのであれば、IE9から利用しよう。

IS12Tでは端末の検索機能をBingから変更することはできない。Googleをどうしても使いたければ、Googleのトップページをタイルの1つとして表示させると、アクセスが簡単になる

 Googleのトップページを表示したら、今度はサブメニューを開き[スタート画面に追加]を選択すれば、ホームのタイルにGoogleのトップページが加わる。検索したいときはこのパネルをタップするといい。

 Googleの各サービスは「モバイル」と「PC」の2種類の表示が選べるが、「PC」では文字が相当小さいなど使いづらく、今回は「モバイル」でチェックした。ただし中にはモバイル版からPC版の表示に切り替わったものもあった。

Googleマップはプレイスになるが経路検索は可能

 Googleマップはブラウザー経由ではほぼ利用できないと思ってよい。OSに用意されているマップ機能についても、利用データをBing MapsからGoogleマップには変更できない。Bing Mapsはかなり改善されたとはいえ、日本の情報はまだ不十分で、IS12Tにおけるマップ機能は標準でインストールされている「NAVITIME for au」をメインで使うことになりそうだ。

 IE9でGoogleマップにアクセスすると、「プレイス」の機能になり、現在地周辺のレストランやATMといったスポット情報が利用できる。また経路探索機能は利用できる。文字や入力欄が小さいものの駅名程度なら問題なく検索できる。そのため▲としている。ストリートビューの機能はない。

IS12TのブラウザーでGoogleマップにアクセスすると、プレイスの機能は利用できるが、Androidのようなマップ機能は利用できない

 なお、Marketplaceには、Googleマップの機能をAPI経由で利用できる、「gMaps」というユーザーが制作した無料のアプリが登録されている。

「gMaps」というアプリをダウンロードすると、Googleマップが利用できる。広告が表示される無料版もあるのでまずは試してみよう

Googleドキュメントは文字編集可能
しかしSkydriveを利用するのがいいだろう

 IE9からGoogleドキュメントのサイトにログインすれば、ドキュメントの一覧が表示できる。筆者が各ファイルを確認したところ、WordやPowerPointの文字部分は編集が可能だった。しかしExcelは表示はできても編集はできないようだ。そのため▲とした。ファイル形式などで違う結果になるかもしれない。またファイルの表示に時間がかかるのがネック。

Googleドキュメントもブラウザーからは利用できるが、Skydriveを使った方が早いかも

 いずれにしてもWindows Phoneユーザーであれば、素直にSkyDriveとOffice機能の組み合わせがベターだろう。

Picasaはブラウザーからはアクセスできなかったが
YouTubeはアプリが用意されている

 Picasaのウェブアルバムを見ようと、サイトを開こうとしたがいつまでたっても表示されず表では×とした。Marketplaceには「Picasa Metro」というPicasa連携アプリがあり(115円)、これが便利そうだ。

Picasaの利用はブラウザーからでも困難だったので、「Picasa Metro」というアプリがオススメ。Metro UIでPicasaのデータにアクセスできる

 Googleの画像検索や動画検索はブラウザーから問題無く利用できた。YouTubeはマイクロソフト製のYouTubeアプリが存在するが、同名のアプリの方がより使いやすいので、そちらがオススメだ。

MS謹製のYouTubeアプリ(左)は動画を検索する際などはブラウザーが立ち上がって使い勝手的にはイマイチ。同名アプリ(右)の方が使いやすい

Googleニュース、翻訳、リーダーは簡易版
アプリ経由での利用は可能

 Googleニュースは普通に使えて、セクションの追加なども可能だが、特に見やすくなっているわけではない。ブラウザーでニュースサイトの記事を普通に読んでいるのと変わらない。やはりアプリからの利用が楽で、Marketplaceにある「GNewsJapan」というアプリが便利に感じた。

Googleニュースはブラウザーからもアクセスは可能(左)。「GNewsJapan」(右)の方がより使いやすい

 Google翻訳は入力欄が小さく、モバイル版にはウェブページを丸ごと翻訳する機能はない。PC版サイトにアクセスしても、文字を入力の最初の一文字で翻訳が始まってしまい、まともに入力ができない。単語の翻訳に使うのがよいだろう。

 Googleリーダーは登録フィードから、そのまま記事を見られるものの文字が小さいので、「GuGuReader」などの追加アプリを使うのがよさそうだ。

Googleリーダーについても同様。ブラウザーからも利用できるが(左)、アプリのほうがより便利だ(右)


GmailとGoogleカレンダーのおかげで
仕事端末として十分以上に使えそう

 どうしてもマイクロソフトのカラーが強いWindows Phone 7.5だが、多くの人が利用しているであろうGmailとGoogleカレンダーをPOS標準状態で利用できるのは大きなメリットだ。さらにOffice/Skydriveがあることを考えると、仕事でスマートフォンを使うユーザーであれば、AndroidやiPhoneと並ぶ有力候補になるのではと思う。

 その他のGoogleのサービスへの対応度は標準状態ではあまり高くないが、アプリ経由で利用できるケースも多くなってきており、今後の充実にも期待できると言えるだろう。


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