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痛車乗りは電気自動車の夢を見るか? 第2回

自動車らしい電気自動車

もはや普通自動車には戻れない! 軽 to EVの三菱 i-MiEV

2011年10月24日 12時00分更新

文● 藤山哲人 ●車両協力/三菱自動車

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価格は軽自動車と比較すべきじゃない!
ワンランク上の車で検討すべし!

 さて、気になるお値段だが、税制面の優遇措置に加え補助金も加わるので、実質いくらで買えるのかを見積もっていただいた。ただし、地方により補助金などがことなるので、ここに掲載しているのは東京で購入した場合の見積もりだ。

 「今回試乗したi-MiEV G(16.0kWh)の場合、補助金や重量税、自動車税の免税を考慮すると、税込価格380万円-補助96万円=実質284万円になります」とのこと。

 またオプション類の価格は次のようになっているという。

フルオプション価格(カタログ記載されているメーカーオプションをすべて取り付けた場合)

車両本体価格(税込)
380万円
有料色(2トーン)
7万3500円
ハイグレードサウンドシステム
4万2000円
プレミアムインテリアパッケージ
4万2000円
MIEVリモートシステム
6万3000円
充電ケーブル(AC200V・15A・10M)
1万500円
合計
403万1000円

 おそらく多くの読者が「軽にしちゃ高いだろ?」と思うだろう。これはあくまで筆者の感覚だが、低速からの太いトルクや操縦性能、運転する楽しさを考えるとi-MiEVの比較対象に軽自動車は引き合いに出せない。対象となるのは、どちらかと言うと普通乗用車の1.6リッタークラスだろう。そこで価格を比較してみれば、さほど高さを感じないはずだ。なによりガソリンがバカっ高いこのごご時世、フル充電しても500円ぐらいで130km走れることを考えると、ランニングコストはタダ同然なのだ。

次回予告! いよいよあのEVが爆走しちゃうぜ!

 最終回は、筆者の尊敬する発明家ニコラ・テスラ(筆者的にはエジソンよりスゴイ人)から名前を取った、TESLA Roadstar Sport 2.5が吼える! EVというワクでは括りきれないスーパーEVスポーツだ。これまでとは、ちょと次元が違うので、心して記事公開を待って欲しい!

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