McAfee ePolicy OrchestratorとRSA Archer eGRCなどが連携!
米マカフィーとRSAが、リスク管理の共同ソリューション
2011年10月20日 06時00分更新
10月17日(米国時間)、米国のマカフィーとEMCのセキュリティ部門であるRSAは、リスクコンプライアンス管理の共同ソリューションを発表した。
これは、今年2月に発表した技術提携に基づくもので、「McAfee ePolicy Orchestrator(ePO)」をベースに、「RSA Archer eGRC」のコンプライアンス情報、企業のビジネス階層およびインフラ管理に関する情報を集約したリポジトリを提供するWebベースのソリューション「RSA Archer Enterprise Management」を統合する。
マカフィーのセキュリティ製品である、
- McAfee VirusScan Enterprise
- McAfee Host Intrusion Prevention
- McAfee Vulnerability Manager
- McAfee Policy Auditor
- McAfee Risk Advisor
から、ePOにデバイスレベルの追加情報が提供され、RSA Archer内部でデバイスの現在のセキュリティ状況をより的確に定義することが可能になる。各製品は、さらにレポートデータおよびインフラ内部の現在のセキュリティ状況に関する洞察も提供するという。
これらのデータを結び付けることによって、ePOを利用してシステムレベルのセキュリティを管理しながら、マカフィー製品のデータや診断結果をRSA Archer eGRCプラットフォームのリスクとコンプライアンスの管理プロセスに統合することが可能なる。そのため、ユーザーはビジネス情報とセキュリティデータの両方を効果的に活用し、リスクコンプライアンス上の問題点をより深く理解できるようになるという。
なお、マカフィー日本法人によると、「本ソリューションの日本市場における展開時期については未定」とのことだ。
