GALAXY S IIがXi対応になって登場
サムスン電子「GALAXY S II LTE SC-03D」
GALAXY S II LTE は6月に発売された「GALAXY S II」をベースにしている。韓国では「GALAXY S II HD LTE」として発表済で、SC-03Dはその国内版という位置付けになる。GALAXY S IIにはあったホワイトのボディカラーは当初はなく、ダークグレイのみの展開となる。ホワイトを追加発売するかどうかは現時点では未定とのこと。写真クレードルはオプションで6000円前後。
ディスプレーの解像度は旧機種(下写真右)と同じ480×800ドットだが、画面サイズが4.3型から4.5型に向上した結果、本体サイズもSC-03Dのほうがやや大きくなった。なお、ブラウザーの挙動はiPhoneシリーズと同じく滑らかで、見たい部分をダブルタップすると正確にズームしてくれるなど、Android端末としてはかなり完成度が高い。
LTEとデュアルコアというバッテリー食い(?)への対策として、バッテリー内蔵の専用ジャケットを6000円前後で用意する。容量は1300mAh。このバッテリージャケットは、バッテリー切れに敏感な日本のユーザー向けに開発された、日本専用オプションとのこと。なお本体のバッテリーパックも旧機種の1650mAhから1850mAhへと大幅に向上した。
ネットワークの接続は、まず無線LANを優先してつなぎ、無線LANがダメならLTE、LTEがダメなら3Gという順につなぐ。展示会場にはLTEの電波が届いており、各所でひっきりなしに通信しているであろうにも関わらず、無線LANと同じような体感速度だった。
細かな変更点としては、Wi-Fiテザリングの同時接続可能台数が、旧機種の最大5台から8台に増えた。また、旧機種がアップデートで緊急地震速報に対応するのに対し、SC-03Dは標準で緊急地震速報に対応している。
また本機はNFCを搭載する。対応アプリなどは非搭載で、Androidマーケットなどから別途ダウンロードすることで、NFCタグの読み取りなどが可能になるという。OSのバージョンを確認したところ「2.3.6」だった。ちなみにホームキーを押しながら、電源キーを押すことで、単体でスクリーンショットを撮影できる点は旧機種と同じだ。
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