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荻窪圭の“這いつくばって猫に近づけ” 第221回

ペットモードが便利な「COOLPIX S8200」で猫撮り

2011年10月14日 12時00分更新

文● 荻窪圭/猫写真家

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気軽な感じで猫を撮れるのが魅力

 COOLPIX S8200は広角なので、ぐわんというワイド感のある写真も撮れる(前ページ冒頭写真)。高倍率ズームなので、顔のアップも簡単に撮れる。

舌出し猫の顔をアップで。好きで舌を出しているわけじゃなくて、口内炎か歯が悪いのか、そんな感じかも(2011年9月 ニコン COOLPIX S8200)

舌出し猫の顔をアップで。好きで舌を出しているわけじゃなくて、口内炎か歯が悪いのか、そんな感じかも(2011年9月 ニコン COOLPIX S8200)

 この猫、いつも舌を出しているから可愛いと思ったんだけど、よく見ると口元があやしい。歯が悪いのかもしれない。でも人なつこいのでよし。

 多摩川の川原で撮っていたんだけど、人を怖がらない猫も多くて、こっちが猫おやつを出して袋をこすって音を出しただけでトトトッと寄ってくる。

自転車の脇にとことことやってきた白黒猫。まだ若くて好奇心いっぱいという感じだった。舌をぺろりとした瞬間(2011年9月 ニコン COOLPIX S8200)

自転車の脇にとことことやってきた白黒猫。まだ若くて好奇心いっぱいという感じだった。舌をぺろりとした瞬間(2011年9月 ニコン COOLPIX S8200)

 上の写真、実は正面を向いたときにカメラが猫を見つけたんだけど、ピントを合わせている間に横を向いちゃって、そのままシャッターが切られたのだ。そういうこともある。でも白い自転車といい感じにマッチしていたので採用してみた。

 せっかく川原へ行ったのだから川原らしい猫も。

曇ってたのが残念だったけど、ちょうど川が背景にあったので、刺激しないよう遠くから狙って見た……というか、ペットモードで撮ったので構図を決めただけで、あとはカメラ任せなんだけど(2011年9月 ニコン COOLPIX S8200)

曇ってたのが残念だったけど、ちょうど川が背景にあったので、刺激しないよう遠くから狙って見た……というか、ペットモードで撮ったので構図を決めただけで、あとはカメラ任せなんだけど(2011年9月 ニコン COOLPIX S8200)

 ちょうど川を背景にして猫が顔を出したので、逃げないようちょっと遠くから望遠で狙ってみた。

 最後はまた別の公園でくつろいでいた猫を這いつくばって正面から撮ってみた。口元が白いのは、さっき、猫ボランティアのおばさんからミルクをもらってたからだね。

ミルクを舐めてごきげんのゴンベエ(と呼ばれてる猫)。貫禄ある顔と口元のミルクのギャップがおかしい(2011年9月 ニコン COOLPIX S8200)

ミルクを舐めてごきげんのゴンベエ(と呼ばれてる猫)。貫禄ある顔と口元のミルクのギャップがおかしい(2011年9月 ニコン COOLPIX S8200)

 最近、デジタル一眼の話が続いていたので今回はコンデジで。デジタル一眼の高画質は一度使うと手放せないけど、コンデジの気軽さもまた捨てがたいのだよね。このクラスなら便利に使えそう。

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筆者紹介─荻窪圭


著者近影 荻窪圭

老舗のデジタル系ライターだが、最近はMacとデジカメがメイ ン。ウェブ媒体やカメラ雑誌などに連載を持ちつつ、毎月何かしらの新型デジカメをレビューをしている。趣味はネコと自転車と古道散歩で、天気がいい日は自転車で都内を走りながらネコを探す日々。単行本は『ともかくもっとカッコイイ写真が撮りたい!』(MdN。共著)、『デジカメ撮影の知恵 (宝島社新書)』(宝島社新書)、『デジタル一眼レフカメラが上手くなる本』(翔泳社。共著)、『東京古道散歩』(中経文庫)、『古地図とめぐる東京歴史探訪』(ソフトバンク新書)。Twitterアカウント @ogikubokei。ブログは http://ogikubokei.blogspot.com/


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